【連載】みんなの靴プロジェクト―アウトソール大研究
vol.07 レザーソール編

伝統とスタイル重視のジェントルマン御用達
並々ならぬこだわりを感じさせるレザーソール

これまでさまざまなラバーソールをご紹介してきた「みんなの革靴プロジェクト」。
連載7回目にして、いよいよソールの原点と言えるレザーソールを深堀していきます。

昔と違い、アスファルトやコンクリートの地面が多くなった現代では、機能面でレザーソールはラバーソールに劣っている面もありますが、その味わいの深さゆえに、まだまだレザーソールの人気が高いのも、事実です。

みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編小澤さんイメージ

講師:シューズサロン&リペア
<リファーレ> 小澤祥一さん

そして、伝統的なものだけに、実は深いこだわりを持った人を満足させうる嗜好性があるのがレザーソールの世界。
ラバーソールに引き続き、アイレット読者にお馴染みのシューズサロン&リペア<リファーレ>小澤祥一さんに解説していただきます。

靴好きを魅了するレザーソールブランド5社プラス1

レザーソールと一言でいっても、使う素材や鞣し方によって、それぞれ特徴が異なっています。例えば、オークバーク(=オークの樹脂)タンニンで鞣されているレザーソールは、繊維の密度が詰まっていて、堅牢な素材です。多少の固さはありますが、耐摩耗性に優れています。また、明るい色味の「レモンティ―ソール」は、柔軟性があるのが特徴です。
それぞれタンナーによって特徴があり、その知名度によって選ぶ方も多いのがレザーソールの世界ではありますが、知名度ばかりに囚われるのは得策でないかもしれません。そこで、リファーレで取扱いのあるレザーソールをピックアップし、それぞれの特徴を解説してもらいました。

みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編レンデンバッハタイトル
みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編ドイツイメージ

オークバークタンニンの代名詞と言えるのが、<レンデンバッハ>です。オークバークタンニンを使用し、長い時間をかけて、革を鞣すという伝統的な手法で生産されています。それゆえ、革の繊維が密に詰まり、丈夫で耐摩耗性に優れているのが特徴。それでいて、革の返りも良く、足なじみも良い最高級のレザーソールです。

みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編レンデンバッハイメージ
みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編レンデンバッハチャート図

[このソールを採用しているブランド]ハインリッヒディンケラッカー、ヴォーシュなど

【費用目安】18,000円~(税抜)

みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編レモンティタイトル
みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編イタリアイメージ

明るい色味と柔らさが特徴なのが、イタリア・レモンティー社のレザーソールです。柔らかさゆえに、革の密度としては少し低目になっています。そういう意味で、特別な強度はなく、どちらかというと減りやすいレザーソール。しかし、比較的雨に強く、滑りにくいという点がメリットも。<トリッカーズ>に採用されているアウトとソールとして有名です。

みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編レモンティイメージ
みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編レモンティチャート図

[このソールを採用しているブランド]トリッカーズなど

【費用目安】17,000円~(税抜)

みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編ベイカータイトル
みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編イギリスイメージ

ベイカーは、1860年創業の伝統ある英国タンナーです。レイゼンバッハ同様にオークバークを使った伝統的な鞣し方法で生産をしています。下の写真を見ていただくとわかる通り、渋い色味が特徴です。質感としては、繊維がギュッとしまっていて、パキパキとしています。典型的なブリティッシュ仕様で、<エドワードグリーン>など英国の高級靴に採用されているレザーソールです。

みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編ベイカーイメージ
みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編ベイカーチャート図

[このソールを採用しているブランド]エドワードグリーンなど

【費用目安】22,000円~(税抜)

みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編キルガ―タイトル
みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編ドイツイメージ

同じくオークバーグで鞣しているドイツ・キルガー社のレザーソールです。オールデンが採用していることで有名で、硬質で、繊維も密ですが、レンデンバッハと比べるとしなやかな印象のレザーソール。革の返りがほしいという方におすすめです。

みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編キルガ―イメージ
みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編キルガ―チャート図

[このソールを採用しているブランド]オールデンなど

【費用目安】17,000円~(税抜)

みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編マシュアタイトル
みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編ベルギー

外見的にみても、特徴的な面を見ても、これまでご紹介したレザーソールの中間に位置するレザーソール。レモンティーよりも摩耗性に優れ、オークバーグで鞣したレザーソールより柔性があります。
リファーレでは、このベルギー産のマシュア社のものをスタンダードとしています。コストパフォーマンスの良いレザーソールです。

みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編マシュアイメージ
みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編マシュアチャート図

【費用目安】15,000円~(税抜)

みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編オイルレザータイトル
みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編日本イメージ

オイルを染み込ませている国産のレザーソールです。そのため、雨が染み込みにくいのが特徴。耐摩耗性に優れているなどのメリットもありますが、オイルを使っているゆえ、グリップ力が小さく、ハーフラバーなどアフター加工をしにくいといったデメリットも。

みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編オイルレザー
みんなの革靴プロジェクト連載第7回レザーソール編オイルレザーチャート図

【費用目安】15,000円~(税抜)

※費用の目安は<リファーレ>でオーダー時の目安です。
また、ダブルソールの場合+2,000円、スペードソールの場合+3,000円、チャネル仕上げの場合+3,000円になります。

講評

レザーソールは、伝統的なアイテムなので、こだわりや嗜好性が強く表れるのが特徴です。そのため、ブランド指名でオールソールをご依頼くださる方も多いですね。
靴底にあまりこだわりがないという方でしたら、スタンダードな特徴を備えるベルギー産のレザーがおすすめ。
また、修理というのは、元の状態に戻すというのが基本なので、もともと付いていたレザーソールに近いものを選ぶと間違いがないと思います。
機能面やデザイン面で言えば、ラバーソールの方がバリエーション豊富ですが、まだまだ、レザーソールのシェアは圧倒的です。 伝統的なスタイルを大切にしながら、もっと快適な履き心地を実現できるようにご提案することを心掛けています。

講師ご紹介

シューズサロン&リペア<リファーレ>
小澤祥一さん

おざわ・しょういち/リファーレ恵比寿店・店長。埼玉県川越市出身。高校2年の時に、イギリスへ短期留学。ジャーミンストリートで靴の魅力にはまり、靴の専門学校へ進学。そこでは、一から靴づくりを学ぶかたわら、マーケティングや整形靴についてなど、広く知識を吸収した。 在学中に友人の靴を修理したことがきっかけで修理に興味を持ち、修理と販売に携われるリファーレに就職。
その後、9年間、技術とコミュニケーション力を磨き続けている。

みんなの革靴プロジェクト連載第5回スポンジソール編プロフィール欄イメージ
スタッフインタビュー<リファーレ>イメージ08

[お問い合わせ]

Rifare(リファーレ)
E-mail :shop@rifare.jp
HP : http://www.rifare.jp/index.html

恵比寿店
〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南2-7-1-1F
Tel:03-5768-1373/Fax:03-5768-1374
自由が丘店
〒158-0083
東京都世田谷区奥沢5-24-1
Tel & Fax :03-6421-1310

大阪店
〒550-0014
大阪府大阪市西区北堀江1-17-11 1F
Tel:06-6533-1373
高松店
〒760-0054
香川県高松市常磐町1-3-1 瓦町FLAG 2階
Tel:087-812-7123

連載バックナンバー

連載第1回プロジェクト発足についてイメージ

第1回
プロジェクト発足について
2016/02/08 up!

連載第2回ダイナイトソール編 イメージ

第2回
ダイナイトソール編
2016/02/22 up!

連載第3回リッジウェイソール編 イメージ

第3回 
リッジウェイソール編
2016/03/07 up 

みんなの革靴プロジェクト バックナンバー 第4回クレープソール編

第4回
クレープソール編
2016/03/21 up!

みんなの革靴プロジェクト バックナンバー 第5回スポンジソール編

第5回
スポンジソール編
2016/04/04 up!

みんなの革靴プロジェクト バックナンバー 第6回ヴィブラムソール編

第6回
ヴィブラムソール編
2016/04/25 up!

みんなの革靴プロジェクト バックナンバー 第7回レザーソール編

第7回
レザーソール編
2016/05/16 up!

連載スケジュール

第1回 プロジェクト発足について2016/2/8 update!
第2回 [ラバー]ダイナイトソール編2016/2/22 update!
第3回 [ラバー]リッジウェイソール編2016/3/07 update!
第4回 [ラバー]クレープソール編2016/3/21 update!
第5回 スポンジソール編 2016/4/04 update!
第6回 [ラバー] 【コラム】ソールメーカーの巨匠 ヴィブラムの魅力 2016/4/25 update!
第7回 [レザー]ブランドソール編 2016/5/16 update!
第8回 [レザー]こだわりの仕様編 2016/6/13 update!
第9回 まとめ

ライン

【連載】みんなの革靴プロジェクト―アウトソール大研究
第2回 ダイナイトソール編

なんと言ってもバランスの良さがピカイチ!
ラバーソールの優等生・ダイナイトソール

「アウトソールを知るものは、靴の機能を制する」をコンセプトにプロジェクトを立ち上げたことは前回の記事でお伝えしましたね。
いよいよ、今回からアウトソール研究をスタートします!

まずは、バランスの良さがピカイチの「ダイナイトソール」からピックアップ。

講師を担当してくれるのは、アイレット読者にお馴染みのシューズサロン&リペア<リファーレ>小澤祥一さんです。
さあ、ラバーソールの代表格「ダイナイトソール」について研究していきましょう!!

みんなの革靴プロジェクト アウトソール大研究講師 リファーレ小澤さん

講師:シューズサロン&リペア
<リファーレ> 小澤祥一さん

スマート顔なのに、グリップ力あり!使えるラバーソール

「ダイナイトソール」の特徴は、ドレスシューズに装着しても、違和感なく馴染むこと。その秘密は、薄さにあります。ソールの厚みがあまりないので、ソールだけが浮くことがありません。
そして、表面についている凹凸がグリップ力を高めてくれます。
雨にも強く、外回りが多い営業職の方などにはおすすめのアウトソールです。

みんなの革靴プロジェクト ダイナイトソール見本

【費用目安】15,000円~(税抜)
【納期目安】3週間程度
  ※<リファーレ>でオーダー時の目安です

みんなの革靴プロジェクト連載メリット

みんなの革靴プロジェクトチェック項目 凹凸で高いグリップ力を実現

みんなの革靴プロジェクトチェック項目 薄めのソールなのでドレス顔を
キープできる

みんなの革靴プロジェクトチェック項目 ほど良いクッション性で
衝撃を吸収してくれる

みんなの革靴プロジェクトチェック項目 カラーバリエーションは
ブラック/ブラウン/レンガ(ブリック)

みんなの革靴プロジェクトデメリット

みんなの革靴プロジェクトチェック項目 つま先補修やハーフラバーなど
の追加補修にあまり向かない

みんなの革靴プロジェクトチェック項目 柔らかいので、減りが早い

ダイナイトソール特徴チャート

いずれの項目も高評価で、非常にバランスの良いアウトソールです。
ただし、トゥ部分が削れてきたなど部分的な補修に向いていません。
その場合には再度オールソールをしなければならないので、コストがかかることを考慮しておきましょう。

ダイナイトソールチャートイメージ

※表をクリックすると拡大表示されます

ライン

アッパーとの相性見出し

ダイナイトソールとアッパーデザインとの相性イメージ

ダイナイトソールと接着の相性イメージ

どんなデザインにも馴染む優秀なアウトソールです。また接着の相性についても問題ありませんので、「レアなアウトソールにしたい」などの強いこだわりががなければ、ダイナイトソールはおすすめです。

ダイナイトソール講評

汎用性が高く、現状の靴デザインを大きく変化させません。それでいて、ラバーとしての特性をしっかりと兼ね備えたソールです。アウトソールの貼り替え時だけでなく、最初の靴選びの際のチョイスとしても最適です。

ダイナイトソール総評〇

カスタム Before After

下の写真を見ていただくとわかるように、アッパー素材と馴染みの良い色のダイナイトソールを選んで靴に装着すると、違和感がありません。レザーソールと同じようなドレスシューズの雰囲気を留めています。

ダイナイトソールでのオールソール交換前イメージ

ダイナイトソールでのオールソール交換後イメージ

写真出典:リファーレ自由が丘店ブログ

購入時にレザーソールが装着されていた靴でも、オールソールをするときに、ダイナイトソールにできますし、その逆も可能です。 購入するときから、ソールの機能を考えておくと、より良いお買い物ができます。
ぜひ、この連載を今後もチェックしてくださいね!

Dainite Sole Outline
ダイナイトソールは、英国のハーバララバー(Harboro Rubber)社が製造するラバーソールです。誕生したのは、1910年。100年以上の歴史を誇り、英国紳士靴で最も多く採用されているラバーソールと言われています。
底面の凹凸がある形状から由来する「スタッデッドソール(Studded Sole)」という正式名称がありますが、ハーバララバー社の工場が生産に追われ昼夜問わず稼働していたことから「day & night→Dainite」というブランド名でこのラバーソールを製造し、そちらの名前が定着していきました。

講師ご紹介

シューズサロン&リペア<リファーレ>
小澤祥一さん

おざわ・しょういち/リファーレ恵比寿店・店長。埼玉県川越市出身。高校2年の時に、イギリスへ短期留学。ジャーミンストリートで靴の魅力にはまり、靴の専門学校へ進学。そこでは、一から靴づくりを学ぶかたわら、マーケティングや整形靴についてなど、広く知識を吸収した。 在学中に友人の靴を修理したことがきっかけで修理に興味を持ち、修理と販売に携われるリファーレに就職。
その後、9年間、技術とコミュニケーション力を磨き続けている。

みんなの革靴プロジェクト 講師リファーレ小澤祥一さん
スタッフインタビュー<リファーレ>イメージ08

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連載バックナンバー

連載第1回プロジェクト発足についてイメージ

第1回
プロジェクト発足について
2016/02/08 up!

連載第2回ダイナイトソール編 イメージ

第2回
ダイナイトソール編
2016/02/22 up!

連載第3回リッジウェイソール編 イメージ

第3回 
リッジウェイソール編
2016/03/07 up 

みんなの革靴プロジェクト バックナンバー 第4回クレープソール編

第4回
クレープソール編
2016/03/21 up!

みんなの革靴プロジェクト バックナンバー 第5回スポンジソール編

第5回
スポンジソール編
2016/04/04 up!

みんなの革靴プロジェクト バックナンバー 第6回ヴィブラムソール編

第6回
ヴィブラムソール編
2016/04/25 up!

みんなの革靴プロジェクト バックナンバー 第7回レザーソール編

第7回
レザーソール編
2016/05/16 up!

連載スケジュール

第1回 プロジェクト発足について2016/2/8 update!
第2回 [ラバー]ダイナイトソール編2016/2/22 update!
第3回 [ラバー]リッジウェイソール編2016/3/07 update!
第4回 [ラバー]クレープソール編2016/3/21 update!
第5回 スポンジソール編 2016/4/04 update!
第6回 [ラバー] 【コラム】ソールメーカーの巨匠 ヴィブラムの魅力 2016/4/25 update!
第7回 [レザー]ブランドソール編 2016/5/16 update!
第8回 [レザー]こだわりの仕様編 2016/6/13 update!
第9回 まとめ

ライン

【連載】みんなの革靴プロジェクト―アウトソール大研究
vol.03リッジウェイソール編

ダイナイトソールよりもカジュアル。
とはいえ、英国的な上品さを併せ持つラバーソール

「アウトソールを知るものは、靴の機能を制する」をコンセプトに展開している「みんなの革靴プロジェクト。
第3回目となる今回は、ダイナイトソールと同じくハーバララバー社が製造する「リッジウェイソール」をピックアップします。

このプロジェクトの講師を担当してくれるのは、アイレット読者にお馴染みのシューズサロン&リペア<リファーレ>小澤祥一さんです。
さあ、革靴通に愛されている「リッジウェイソール」について研究していきましょう!!

みんなの革靴プロジェクト連載第3回リッジウェイソール編講師 リファーレ恵比寿店 小澤さんイメージ

講師:シューズサロン&リペア
<リファーレ> 小澤祥一さん

悪路もへっちゃら!ワークブーツにぴったりのカジュアルラバーソール

「リッジウェイソール」の特徴は、細かいフィン状のトレッドパターン(形状)です。まるで波型のようなフィンの形状は、歩行時の支点や作用点を考慮しつつ、面で足を支えるようにつくられているので、ダイナイトソールと比べてグリップ力が高く、悪路での歩行をサポートしてくれます。

さらに、ソール自体の厚みがあるので、クッション性が高く、ボリューム感も出ています。そのため、ドレスシューズ傾向にシフトしたダイナイトソールに対して、リッジウェイソールはワークブーツのようなカジュアルシューズ傾向にシフトしたラバーソールということになります。
一方で、カジュアル傾向と言っても、基本的に英国発祥のラバーソールのため、上品に仕上げられるのも魅力の一つ。トレッドパターンがアウトステッチの内側に収まるようになっているので、凸凹部分がエッジに出ずに、コバまわりをすっきりみせてくれます。

みんなの革靴プロジェクト連載第3回リッジウェイソール編 リッジウェイソール見本

【費用目安】15,000円~(税抜)
【納期目安】3週間程度
  ※<リファーレ>でオーダー時の目安です

みんなの革靴プロジェクト連載メリット

みんなの革靴プロジェクトチェック項目
フィン状のスタッズで高いグリップ力を実現

みんなの革靴プロジェクトチェック項目
ボリューム感があり、クッション性が高い

みんなの革靴プロジェクトチェック項目
流れるような独特のフォルム

みんなの革靴プロジェクトチェック項目
カジュアルな雰囲気ながら すっきりと上品にみえる

みんなの革靴プロジェクトデメリット

みんなの革靴プロジェクトチェック項目
ドレッシィな雰囲気のルックス ・デザインの靴には合いにくい

みんなの革靴プロジェクトチェック項目
つま先だけなど一部の補修に 対応しにくい

リッジウェイソール特徴

機能性を兼ね備えたカジュアルなタイプのラバーソールです。
ダイナイトソールに比べて汎用性が低いものの、その分、希少性が高く、革靴にこだわりを持った方に支持されています。 バランスの良いアウトソールですが、トゥ部分が削れてきたなど部分的な補修に向いていないため、コスパは少し低目です。

みんなの革靴プロジェクト連載第3回リッジウェイソール編5段階評価チャート

※表をクリックすると拡大表示されます

ライン

アッパーとの相性見出し

みんなの革靴プロジェクト連載第3回リッジウェイソール編 デザインとの相性

みんなの革靴プロジェクト連載第3回リッジウェイソール編 接着の相性

カジュアル向きのラバーソールのため、ブーツとの相性はばっちりです。特に英国ブランドのブーツとは相性抜群。
ドレスシューズにあわせるはNGではありませんが、カジュアルダウンさせるソールということを念頭に置いておくと良いでしょう。例えば、ウィングチップのドレスシューズに装着すると、オフ用の靴として活用できるはずです。

講評

ダイナイトソールと並びラバーソールの老舗ハーバララバー社の2大看板と言われるだけあって、使い勝手の良さとルックスの良さを兼ね備えたソールです。
カジュアルなワークブーツを上品に履きたいというときには、リッジウェイソールをおすすめします。

ダイナイトソール総評〇

カスタム Before After

下の写真を見ていただくとわかるように、ドレスシューズでも、スエードのフルブローグといったカジュアル感のある靴であれば、リッジウェイソールを装着しても違和感がありません。また、あえてドレスシューズを崩して履くためにリッジウェイソールを付けるというのもおすすめです。
履きこんだドレスシューズに、リッジウェイソールを付けて、オフ用シューズとしてリモデルするのも良いかもしれません。

みんなの革靴プロジェクト連載第3回リッジウェイソール編カスタムイメージビフォー

みんなの革靴プロジェクト連載第3回リッジウェイソール編カスタムイメージ アフター

写真出典:リファーレ大阪店ブログ

ダイナイトソールとリッジウェイソールの違い、お分かりいただけましたか? 同じラバーソールでも、それぞれ特徴があり、用途が異なっています。
しっかりとアウトソールの特徴を理解できれば、もうアウトソール選びに迷うことはありません。次回はクレープソールについて大研究しますので、ぜひ、次回の記事もチェックしてくださいね!

Ridgeway Sole Outline
リッジウェイソール(Ridgeway Sole)は、ダイナイトソールと同じく英国のハーバララバー(Harboro Rubber)社が製造するラバーソールです。ダイナイトソールが1910年に誕生したのに対して、リッジウェイソールは1930年に登場しました。
ソールのウエスト部分に刻印されている「94%」というのは、リッジウェイソールが考案されたときのラバーの含有比率。現在では、その比率を60%台に変更し、耐久性やグリップ力などを向上させているそうです。

講師ご紹介

シューズサロン&リペア<リファーレ>
小澤祥一さん

おざわ・しょういち/リファーレ恵比寿店・店長。埼玉県川越市出身。高校2年の時に、イギリスへ短期留学。ジャーミンストリートで靴の魅力にはまり、靴の専門学校へ進学。そこでは、一から靴づくりを学ぶかたわら、マーケティングや整形靴についてなど、広く知識を吸収した。 在学中に友人の靴を修理したことがきっかけで修理に興味を持ち、修理と販売に携われるリファーレに就職。
その後、9年間、技術とコミュニケーション力を磨き続けている。

みんなの革靴プロジェクト連載第3回リッジウェイソール編講師 リファーレ恵比寿店 小澤さんご紹介イメージ
?
スタッフインタビュー<リファーレ>イメージ08

[お問い合わせ]

Rifare(リファーレ)
E-mail :shop@rifare.jp
HP : http://www.rifare.jp/index.html

?
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Tel:087-812-7123

連載バックナンバー

連載第1回プロジェクト発足についてイメージ

第1回
プロジェクト発足について
2016/02/08 up!

連載第2回ダイナイトソール編 イメージ

第2回
ダイナイトソール編
2016/02/22 up!

連載第3回リッジウェイソール編 イメージ

第3回
リッジウェイソール編
2016/03/07 up 

みんなの革靴プロジェクト バックナンバー 第4回クレープソール編

第4回
クレープソール編
2016/03/21 up!

みんなの革靴プロジェクト バックナンバー 第5回スポンジソール編

第5回
スポンジソール編
2016/04/04 up!

みんなの革靴プロジェクト バックナンバー 第6回ヴィブラムソール編

第6回
ヴィブラムソール編
2016/04/25 up!

みんなの革靴プロジェクト バックナンバー 第7回レザーソール編

第7回
レザーソール編
2016/05/16 up!

連載スケジュール

?第1回 ?プロジェクト発足について2016/2/8 update!
?第2回 ??[ラバー]ダイナイトソール編2016/2/22 update!
?第3回 ?[ラバー]リッジウェイソール編2016/3/07 update!
?第4回 ?[ラバー]クレープソール編2016/3/21 update!
?第5回 ??スポンジソール編 2016/4/04 update!
?第6回 ?[ラバー] 【コラム】ソールメーカーの巨匠 ヴィブラムの魅力 2016/4/25 update!
第7回 ??[レザー]ブランドソール編 2016/5/16 update!
第8回 ?[レザー]こだわりの仕様編 2016/6/13 update!
第9回 まとめ

ライン

【連載】みんなの靴プロジェクト―アウトソール大研究
vol.06 番外編 ラバーソール界の巨匠ヴィブラムソール

圧倒的なバリエーション展開が魅力!!
世界最高峰の品質をつくり続けるヴィブラム社のラバーソール

「みんなの革靴プロジェクト」連載6回目は、番外編として、ラバーソールで知名度NO.1、とてつもないシェアを誇る「ヴィブラム」社のアイテムをご紹介します。
もともと、登山家だったヴィターレ・ブラマーニ(Vitale Bramani)氏が、登山の際に仲間を亡くしてしまったことから、安全性の高いラバーソールの開発に挑んだのが、ヴィブラムの歴史の始まりだそうです。
1937年にヴィブラム社を創設し、以来、登山という厳しい環境下で、安全性はもちろん、耐久性、機能性、そして軽さを備えるラバーソールを展開しています。

みんなの革靴プロジェクト連載第6回ヴィブラムソール編小澤さんイメージ

講師:シューズサロン&リペア
<リファーレ> 小澤祥一さん

そのソールは、高品質ゆえに、信頼を集め、今では、登山のシチュエーションだけでなく、タウンユースやビジネスユースまでできる幅広いラインナップになっているのが現状です。
ですから、靴の購入時や、修理・カスタム時に一言で「ヴィブラム」のものでお願いしますと言っても、それだけでは、オーダーしきれませんね。
今回は、ヴィブラムソールの代表的なモデルをピックアップして、特徴をご紹介していきたいと思います。

このプロジェクトの講師を担当してくれるのは、アイレット読者にお馴染みのシューズサロン&リペア<リファーレ>小澤祥一さんです。

ヴィブラムソールの定番・人気モデル BEST 9

ヴィブラムの主要なモデルをご紹介し、その特徴、相性の良いアッパーデザインなどを解説します。

みんなの革靴プロジェクト連載第6回ヴィブラムソール編#700イメージ

みんなの革靴プロジェクト連載第6回ヴィブラムソール編#430イメージ
みんなの革靴プロジェクト連載第6回ビブラムソール編#2055イメージ
みんなの革靴プロジェクト連載第6回ヴィブラムソール編#4014イメージ
みんなの革靴プロジェクト連載第6回ヴィブラムソール編#2021イメージ
みんなの革靴プロジェクト連載第6回ヴィブラムソール編#1100イメージ
みんなの革靴プロジェクト連載第6回ヴィブラムソール編#2333イメージ
みんなの革靴プロジェクト連載第6回ヴィブラムソール編#2870イメージ
みんなの革靴プロジェクト連載第6回ヴィブラムソール編Angelaイメージ

機能だけじゃない!デザイン性も兼ね備えるヴィブラムソール

品質の良さはもちろんのこと、ヴィブラムソールには、それぞれのモデルに特有の機能性が備わっています。さらに、ヴィブラムはアウトソールにファッション性を備える提案をしてくれています。例えば、カラーバリエーションに加え、トレッドパターン柄など。遊び心を感じさせてくれる点もヴィブラムソールの魅力でしょう。

みんなの革靴プロジェクト連載第6回ヴィブラムソール編#4014桜色イメージ
桜を感じさせるようなピンク色の#4014
トレーディングポストリペア相談会で特別に用意した部材「スカルノ柄」ラバーソール
スカル(ドクロ)柄のQ589
講評

世界ナンバーワンのラバーメーカーヴィブラム社のラバーソールはいずれも高品質なものですので、「選んで安心」と思っている方が多いはず。
バリエーションも豊富で、そのボリュームは圧倒的です。
そこがヴィブラムソールの魅力でもありますが、一方で適切なソール選びを難しくしている要因になっているかもしれません。
ヴィブラムソールには、オーソドックスなものから、スカル柄が敷き詰められている遊び心のあるものまで、本当にさまざまです。
しかし、いずれのソールもデザインだけということはなく、何かしらの特性や機能が備えられています。

ですから、修理やカスタムをオーダーする際には、ぜひ職人にどんな用途で使いたいのかを伝えてみてください。そうすれば、幅広い種類のヴィブラムソールの中から、最適なものをご提案できますし、お客様のご意向にそった履き心地を実現しやすくなるのでは、と思っています。ぜひ、お気軽にご相談ください。

みんなの革靴プロジェクト連載第6回ヴィブラムソール編ヒールパーツ
小分けにする前のヒールパーツを手に持つ小澤さん

もっとヴィブラムの世界を楽しめる小物に注目!

意外に知られていないかもしれませんが、ヴィブラムの世界観を楽しめる小物があるのをご存知ですか。アウトソール型のキーホルダーをはじめ、ボールペンやコースター、さらには玄関マットまであります。いずれも、ヴィブラム社の高品質なラバーが取り入れられていますので、ヴィブラムLOVER、必見!いずれもリファーレで購入可能です。

みんなの革靴プロジェクト連載第6回ヴィブラムソール編キーホルダー
カラフルなキーホルダー
みんなの革靴プロジェクト連載第6回ヴィブラムソール編ボールペン
ヴィブラムカラー「イエロー」のボールペン
みんなの革靴プロジェクト連載第6回ヴィブラムソール編マット
玄関マット
みんなの革靴プロジェクト連載第6回ヴィブラムソール編コースター
ヴィブラムならではの機能性を備えたコースター

次回からは、レザーソールについて大研究します。お楽しみに!!
ご期待ください!!

講師ご紹介

シューズサロン&リペア<リファーレ>
小澤祥一さん

おざわ・しょういち/リファーレ恵比寿店・店長。埼玉県川越市出身。高校2年の時に、イギリスへ短期留学。ジャーミンストリートで靴の魅力にはまり、靴の専門学校へ進学。そこでは、一から靴づくりを学ぶかたわら、マーケティングや整形靴についてなど、広く知識を吸収した。 在学中に友人の靴を修理したことがきっかけで修理に興味を持ち、修理と販売に携われるリファーレに就職。
その後、9年間、技術とコミュニケーション力を磨き続けている。

みんなの革靴プロジェクト連載第6回ヴィブラムソール編小澤さんイメージ
スタッフインタビュー<リファーレ>イメージ08

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E-mail :shop@rifare.jp
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恵比寿店
〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南2-7-1-1F
Tel:03-5768-1373/Fax:03-5768-1374
自由が丘店
〒158-0083
東京都世田谷区奥沢5-24-1
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高松店
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香川県高松市常磐町1-3-1 瓦町FLAG 2階
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連載バックナンバー

連載第1回プロジェクト発足についてイメージ

第1回
プロジェクト発足について
2016/02/08 up!

連載第2回ダイナイトソール編 イメージ

第2回
ダイナイトソール編
2016/02/22 up!

連載第3回リッジウェイソール編 イメージ

第3回
リッジウェイソール編
2016/03/07 up 

みんなの革靴プロジェクト バックナンバー 第4回クレープソール編

第4回
クレープソール編
2016/03/21 up!

みんなの革靴プロジェクト バックナンバー 第5回スポンジソール編

第5回
スポンジソール編
2016/04/04 up!

みんなの革靴プロジェクト バックナンバー 第6回ヴィブラムソール編

第6回
ヴィブラムソール編
2016/04/25 up!

みんなの革靴プロジェクト バックナンバー 第7回レザーソール編

第7回
レザーソール編
2016/05/16 up!

連載スケジュール

第1回 プロジェクト発足について2016/2/8 update!
第2回 [ラバー]ダイナイトソール編2016/2/22 update!
第3回 [ラバー]リッジウェイソール編2016/3/07 update!
第4回 [ラバー]クレープソール編2016/3/21 update!
第5回 スポンジソール編 2016/4/04 update!
第6回 [ラバー] 【コラム】ソールメーカーの巨匠 ヴィブラムの魅力 2016/4/25 update!
第7回 [レザー]ブランドソール編 2016/5/16 update!
第8回 [レザー]こだわりの仕様編 2016/6/13 update!
第9回 まとめ

ライン

【連載】みんなの靴プロジェクト―アウトソール大研究
vol.05 スポンジソール編

とにかく軽い!コンフォート系アウトソール

「みんなの革靴プロジェクト」連載5回目は「スポンジソール」をピックアップ。
もともとスポンジソールが装着されている靴として有名なのは<レッドウィング(RED WING)>のワークブーツや、<ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)>のサンダルあたりですね。
共通しているのは、圧倒的な履き心地の良さに加えて、軽さ。それは、スポンジソールに由来するところが大きい要素です。

みんなの革靴プロジェクト連載第5回スポンジソール編小澤さんイメージ

講師:シューズサロン&リペア
<リファーレ> 小澤祥一さん

今回は、「軽い」「柔らかい」「疲れない」と履き心地を左右する3つの条件を満たすコンフォートなアウトソール「スポンジソール」を研究していきます。

このプロジェクトの講師を担当してくれるのは、アイレット読者にお馴染みのシューズサロン&リペア<リファーレ>小澤祥一さんです。

スニーカー並みの軽さとクッション性で履き心地を追求できる!

「スポンジソール」の特徴は、なんといっても軽さです。前回ご紹介した「クレープソール」が装着された靴と比べてみると、格段に軽いのがお分かりいただけると思います。
さらには、軽さとともにクッション性も備えています。そのため、よくスポンジソールが使われているのは、コンフォートシューズという分野の靴です。
「コンフォート」は「快適」という意味で、足の健康を考慮して履き心地の良い靴がコンフォートシューズ。この分野では、北欧発のブランド<ECCO(エコー)>などが有名ですね。
スポンジソールは、どちらかというとデザイン面よりも機能面が際立っていて、中高年をターゲットとするブランドなどが採用しがちと考えられているかもしれません。 そうした層のシェアが確立している一方で、このスポンジソールの機能を生かつつ、若年層から支持を集めているのが前述した<レッドウィング>や<ビルケンシュトック>です。そう考えると、履き心地を重視するカジュアル志向の方におすすめできるアウトソールだと言えます。

みんなの革靴プロジェクト連載第5回スポンジソール編イメージ

【費用目安】10,000円~(税抜)
【納期目安】3週間程度
  ※<リファーレ>でオーダー時の目安です

みんなの革靴プロジェクト連載メリット

みんなの革靴プロジェクトチェック項目
とにかく軽い!

みんなの革靴プロジェクトチェック項目
柔らかく、クッション性に
優れている

みんなの革靴プロジェクトチェック項目
防滑性があり、雪にも強い

みんなの革靴プロジェクトチェック項目
衝撃を吸収し、耐摩耗性が高い

みんなの革靴プロジェクトチェック項目
足の疲労感がでにくい

みんなの革靴プロジェクトデメリット

みんなの革靴プロジェクトチェック項目
寿命が短い

スポンジソール特徴

ルックスはさておき、機能面によったアウトソールです。 特に高いのが、クッション性。それゆえ、コンフォートシューズの定番ソールになっているわけですが、素材の性質上、劣化しやすく、寿命は短いと言われています。
ただし、部分補修が可能な素材ですので、ランニングコストを抑えられるのもメリットのひとつです。

みんなの革靴プロジェクト連載第5回スポンジソール編特徴チャート

※表をクリックすると拡大表示されます

ライン

アッパーとの相性見出し

みんなの革靴プロジェクト連載第5回スポンジソール編デザインとの相性イメージ

みんなの革靴プロジェクト連載第5回スポンジソール編接着との相性イメージ

カジュアルでコンフォート向きのアウトソールのため、ドレスシューズとの相性は良くありません。ただし、ブーツ、スリッポンなどのカジュアルなデザインには○。
スポンジソールには、厚みや色味などさまざまなものがありますので、目指すイメージにあわせてチョイスしてみてください。
一方、接着相性としては、相性が悪いものはなく、修理に適したアウトソールです。

講評

「軽い」「楽」という特徴から、コンフォートシューズなどの特化した分野で圧倒的なポテンシャルを発揮するアウトソールです。
ただし、気を付けたいのは、その管理方法。スポンジソールは、加水分解により劣化しやすいアウトソールで、ヒビが入ったり、もろい素材だと言われいます。
加水分解とは、スポンジソールの成分構成のひとつである空気が原因で起こる現象で、靴を履かずにソール内の空気がとどまっている状態だと、劣化が進んでしまいます。スポンジソールの劣化を少しでも遅らせるためには、靴箱に眠らせておくよりも、小まめに履いて、ソール内に刺激を与えることが有効です。

クレープソール総評〇

カスタム Before After

カジュアルな雰囲気のドレスシューズに、スポンジソールを装着。ビフォーとアフターで、随分雰囲気が変わっています。明るい色のソールを選ぶと、軽やかさが演出できますし、このように、レザースニーカーっぽい雰囲気にすることができます。

みんなの革靴プロジェクト連載第5回スポンジソール編カスタマイズ前イメージ

みんなの革靴プロジェクト連載第5回スポンジソール編カスタマイズ後イメージ

写真出典:リファーレ大阪店ブログ

次回は、アウトソール界の巨匠!?ヴィブラムの魅力に迫ります。
ご期待ください!!

Sponge Sole Outline
スポンジソールは、原材料はラバーなどと変わらないものの、そこに発泡性物質を加え、物質中に空気を含む素材。軽く、クッション性に富むので、主にコンフォートシューズに採用されている。 構造上、接地面積を広くとることが求められるため、ソールーヒール間に段差がないものが一般的。そのため、高所作業でも安全に行えるという特徴があり、<レッドウィング>などのワークブーツにも数多く用いられてきた。

講師ご紹介

シューズサロン&リペア<リファーレ>
小澤祥一さん

おざわ・しょういち/リファーレ恵比寿店・店長。埼玉県川越市出身。高校2年の時に、イギリスへ短期留学。ジャーミンストリートで靴の魅力にはまり、靴の専門学校へ進学。そこでは、一から靴づくりを学ぶかたわら、マーケティングや整形靴についてなど、広く知識を吸収した。 在学中に友人の靴を修理したことがきっかけで修理に興味を持ち、修理と販売に携われるリファーレに就職。
その後、9年間、技術とコミュニケーション力を磨き続けている。

みんなの革靴プロジェクト連載第5回スポンジソール編プロフィール欄イメージ
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スタッフインタビュー<リファーレ>イメージ08

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連載バックナンバー

連載第1回プロジェクト発足についてイメージ

第1回
プロジェクト発足について
2016/02/08 up!

連載第2回ダイナイトソール編 イメージ

第2回
ダイナイトソール編
2016/02/22 up!

連載第3回リッジウェイソール編 イメージ

第3回 
リッジウェイソール編
2016/03/07 up 

みんなの革靴プロジェクト バックナンバー 第4回クレープソール編

第4回
クレープソール編
2016/03/21 up!

みんなの革靴プロジェクト バックナンバー 第5回スポンジソール編

第5回
スポンジソール編
2016/04/04 up!

みんなの革靴プロジェクト バックナンバー 第6回ヴィブラムソール編

第6回
ヴィブラムソール編
2016/04/25 up!

みんなの革靴プロジェクト バックナンバー 第7回レザーソール編

第7回
レザーソール編
2016/05/16 up!

連載スケジュール

?第1回 ?プロジェクト発足について2016/2/8 update!
?第2回 ??[ラバー]ダイナイトソール編2016/2/22 update!
?第3回 ?[ラバー]リッジウェイソール編2016/3/07 update!
?第4回 ?[ラバー]クレープソール編2016/3/21 update!
?第5回 ??スポンジソール編 2016/4/04 update!
?第6回 ?[ラバー] 【コラム】ソールメーカーの巨匠 ヴィブラムの魅力 2016/4/25 update!
第7回 ??[レザー]ブランドソール編 2016/5/16 update!
第8回 ?[レザー]厚み・こだわり編
第9回 まとめ

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