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クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)|イギリスの革靴ブランド

高いクオリティの洗練された靴づくりが特徴「クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)」

ブランドざっくり解説
  • 1879年に創業されたイギリスを代表するブランド
  • 有名シューメーカーやファッションブランドの革靴をOEM生産してきた実績
  • 自社で保有するラスト(木型)のバリエーションが世界一
  • 確かなクオリティーと高いデザイン性
  • 日本のセレクトショップで別注モデルを多数展開
  • ハイグレードな「ハンドグレードライン」を展開
  • 革への半端ないこだわり
  • イギリスを代表するあのヒーローもクロケットを愛用!

クロケットの歴史

「クロケット&ジョーンズ(Crockett&Jones)」は、イギリスのブランドです。

1879年、チャールズ・ジョーンズ氏と義理の兄弟ジェームス・クロケット氏によってノーザンプトンに創業されました。
現在は、4代目のジョナサン・ジョーンズ氏が社長に就任。

ジョナサン・ジョーンズ氏の就任以前は、ファッションブランドや他のシューズブランドの靴を多数OEM生産していましたが、就任以後は、オリジナルの生産に注力をしています。

特に、自社のトップグレード「ハンドグレード」を発表してからは、その技術力が高い評価を得て、飛躍的な発展を遂げました。

そして、自社工場では、創業以来の伝統的な製法が守られていて、熟練した職人たちが、およそ8週間をかけて1足の靴を作っています。
なんと、パーツをつくるのに、一点一点手作業で革をカッティングしているそうです。

さらに、クロケット&ジョーンズは、紳士靴だけでなく、婦人靴も手がけていて、所有するラスト(木型)の数は世界一と言われています。

Crockett&Jones|クロケット&ジョーンズ  アーカイブ
クロケット&ジョーンズのレディースモデル。このモデルを基に、メンズの靴をイセタンメンズ別注として復刻し、2015SSに展開しています

これらのことから、クロケット&ジョーンズの特徴は、高い技術力で、高品質を実現し、一方でエレガンスを感じさせる靴づくりをしていることがわかります。
そして、品質と美しさ、そして価格と三拍子揃ったバランスの良いブランドと言えます。

モールトンの基は、あのモデル!

クロケット&ジョーンズがOEM生産を数多く手掛けてきたということを前述しました。
それゆえに、デザイン性がアップし、洗練された靴づくりで評価をされてきたのは、ご承知の通りですね。

OEM生産で、あるモデルを手掛けていたメーカーが、そのモデルを基に自社で展開するケースがあります。

例えば、パラブーツで展開しているダブルモンクストラップの「ウィリアム」。
実はジョンロブがパラブーツに生産を依頼していたのです。
ジョンロブでの展開が終わったのちに、パラブーツで復刻されました。

そして、クロケット&ジョーンズでも、ジョンロブのOEM生産を手掛けていて、そのモデルを基に名作モデルを誕生させています。

その名作モデルは、Uチップの「モールトン(MORTON)」です。

クロケット&ジョーンズ「モールトン」イメージ
クロケット&ジョーンズの「モールトン 」
写真出典:FRAME

ジョンロブがクロケット&ジョーンズに生産を依頼していたモデルは、Uチップ「バロス(BARROS)」です。
このバロスが誕生した当初は、クロケット&ジョーンズが生産していました。

そのことからモールトンが誕生したと言われています。

ジョンロブのバロスイメージ
ジョンロブの「バロス」。カジュアルな中にも洗練された雰囲気があります。
写真出典:OPENERS

捻りを加えた別注モデルもおすすめ

クロケット&ジョーンズは、押しも押されぬ老舗ブランドです。
そんな老舗の定番はすでにお持ちの方もいらっしゃいますよね。
そんな方におすすめなのが、別注モデル。
別注モデルは、定番の直球ではなく、少し変化球気味の一品が欲しい、という方にぴったりなのです。

例えば、これまでにない色使いや素材使いによって、今っぽさを加えたり、逆に過去のアーカイブからモデルを復刻させ、レトロモダンな感じに仕上げたりと、別注モデルには、靴上級者が愉しめる要素が多々あります。

クロケット&ジョーンズは、積極的に別注モデルに取り組んでいるブランドの一つです。イセタンメンズや阪急メンズなどのデパート系から、靴専門のセレクトショップであるトレーディングポストなどで、別注モデルを展開しています。

時代を超えて、つくりあげられてきた美しいラストをベースにした、おもしろい靴が見つかるかもしれません。

イセタンメンズ2015SSプレス展示会 クロケット&ジョーンズ クラシックローファー「ハーバード」別注
イセタンメンズの2015年春夏別注モデル、コインローファーの「ハーバード」。
エディフィス別注チャッカブーツ
2012年に展開していたエディフィス別注のチャッカブーツ「CHAKKA」。
写真出典:EDIFICEホームページ
BEAMS別注レースアップブーツ「HAMBER(ハンバー)」
BEAMS Fエクスクルーシブモデルのレースアップブーツ「HAMBER(ハンバー)」。
写真出典:BEAMS F

トップグレードの「ハンドグレードライン」

クロケット&ジョーンズには、通常のメインコレクションの他に、さらに高級なトップブレードの「ハンドグレードライン」が存在します。

ハンドグレードラインには、よりグレードの高い部材が使われ、ハンドフィニッシュによる仕上げが施されています。
そして、ソールを見ると、靴底の縫い目が隠されているヒドゥン・チャネル仕上げになっています。

メインコレクションとハンドグレードラインの見分け方は、簡単です。

クロケットアンドジョーンズのハンドグレードラインイメージ
ハンドグレードライン
メインコレクション
メインコレクション

パッと見て、すぐに違いがわかるのはインソールの部分。下の写真を見ていただくと、一目瞭然ですね。

革への半端ないこだわり

木型になじませるために、革にスチームを当てるのは、普通の工程ですが、スチーム専用ルームを持っているのは、クロケット&ジョーンズだけなんです。
異なる2つの革蒸し専用ルームで2回蒸しをして、優雅な靴を作り上げています。

クロケットのファクトリーイメージ
ファクトリー内部 写真出典:FRAME

映画『007』でジェイムズボンドが愛用

ジェイムズボンドは、イギリスの名品を身に着けていることが多く、2008年に公開された『慰めの報酬』では、チャーチの「シャノン」や「ライダー」を履いていました。

もちろん、イギリスを代表するブランドのクロケット&ジョーンズの革靴も2012年に公開の『スカイフォール』で履いていますよ!

ダニエル・クレイグのボンド、めちゃかっこいいカッコいいです♪

『スカイホール』

クロケット&ジョーンズのモデル一覧および解説

※テキストリンク部分をクリックしていただくと、モデルの詳細説明ページをご覧いただけます。

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