機能性と堅牢さに加え普遍的なデザインが支持される「パラブーツ(Paraboot)」
- 100%の純正フランスブランド
- ソールまで自社生産
- 普遍性の高いデザインが時代を超えて愛されている
- 2014年に某メンズファッション誌で紹介されたファッションアイテムの中で売上NO.1
- セレクトショップで、別注モデルを多数展開している
- リス・レザーやTEXソールなどオリジナルの素材が高品質
- ジョンロブのOEM生産を行っていた
BRAND STORY
「パラブーツ(Paraboot)」は、フランスのブランドです。
しかも、100%の純正フランスブランドだと言えます。
その理由は、フランスの自社工場で、ソールまで製造しているからです。
フランスのイゾーとヒューレにファクトリーを所有し、この2つの工場でラバーソールやノルヴェイジャン製法の靴、あるいはグッドイヤー製法の靴を自社工場で一貫して生産しています。
ソールまで自社で製造しているブランドは、パラブーツだけ。
そういった意味でも、唯一無二のブランドですし、フランス100%なんです。
とはいえ、パラブーツの起源というのは、フランス・ヴォアロン地方の靴職人レミー・リシャールポンヴェール氏が滞在先のアメリカで入手した1足。
その靴をヒントに天然ラテックスを底材に使用した靴を着想しました。
また、その天然ラテックスの底材は、ブラジルのパラ(PARA)港から直輸入されていたため、その輸出港の名前からブランドを「パラブーツ(Paraboot)」と名づけました。
そして、デザインは、フランスらしさが光っています。
例えば、定番のチロリアンシューズ「ミカエル」やローファーの「ランス」には、アザラシの毛が用いられていて、ファッション性も抜群。
パラブーツの靴は、なぜか、ビジネスにもカジュアルにも、ほとんどのスタイルに違和感なくマッチしてしまうのです。
このように、パラブーツは、さまざまな国の要素を取り入れて、ソール、デザイン、製法を3本柱に、フレンチシューズのアイコンと言われるようになりました。
ジョンロブお墨付き!?の品質
フランスを代表する名門のパラブーツですが、かつて、エルメスやジョンロブのOEMを手掛けていたことをご存知ですか?
有名なのは、「ウィリアム」です。
パラブーツにも、ジョンロブにも「ウィリアム」というモデルがありますよね。
パラブーツが現在展開している「ウィリアム」は、90年代末頃に、ジョンロブがコテージライン(カジュアルコレクション)で展開していたものの復刻版です。
その当時、コテージラインのOEM生産をしていたのが、パラブーツ。
ジョンロブの「ウィリアム」と言えば、ジョンロブのアイコンと言われるほどのド定番モデルです。
カジュアル版とはいえ、キング・オブ・シューズと呼ばれるジョンロブがこのモデルの生産を委託していたということは、パラブーツのクオリティの高い靴づくりを認めていた証になりますね。
別注の多さも人気の証
パラブーツの特徴として、ファッション性について前述しました。
それゆえか、セレクトショップで別注モデルとして展開されていることが多々あります。
例えば、パラブーツを代表するモデルの「シャンボード」。
通常のシャンボードには、油分が高く、雨に強いという特徴があるリスレザーが全面に使われていますね。
こちら↑は、定番のモデルです。

これに対して、別注がこちら↑。コンビで軽やかな印象になっていますね。

SHIPSの別注モデルは、リスレザーをベースに、レースステイ部分にヌバック、踵部分にグレインレザーと3素材をミックスしています。
セレクトショップの別注では、よりファッション性が高くなっていることがわかりますね。今回は、シャンボードをピックアップしましたけれど、定番の「ミカエル」「バース」なども別注モデルが多数あります。
ぜひ、あわせてチェックしてみてください。
2015年は「ミカエル」70周年!記念モデルが発売
アッパー前面がポニーのファーで覆われて、まるで小動物のような「ミカエル」の他、モノトーンの「ミカエル」など、生誕70周年を記念したモデルが発売されました!!
代表モデル
■CHAMBORD(シャンボード)
写真出典:パラブーツ公式HP
■MICHAEL(ミカエル)
写真出典:パラブーツ公式HP
■WILLIAM(ウィリアム)
写真出典:パラブーツ公式HP
■AVIGNON(アヴィニョン)
写真出典:パラブーツ公式HP
■BARTH(バース)
写真出典:amazon
■REIMS (ランス)
写真出典:パラブーツ公式HP