ビジネスパーソンデビューを控えるフレッシャーズのための迷わない靴選び術 vol.01最初に揃えるべきベーシックな靴

フレッシャーズのための迷わない靴選び術 vol.01

2月に入り、寒い日が続いています。とはいえ、もうすぐ立春。
新しいシーズンを感じさせてくれる時期でもあります。

これから、社会人となるフレッシャーズのみなさんにとっては、なんだか、ワクワクするけど、学生時代とは全く異なる環境に不安を感じている方も多いかもしれません。

特に、変わってしまうのは、ファッション面ではないでしょうか。

学生時代は、どんな服装をしていても自由ですよね。
当然、カジュアルな装いの人が多く、自分が好きな服を着ていれば良いものです。

でも、社会人、特に企業へ就職するビジネスパーソンとなる人は、スーツスタイルが基本となります。
となると、足元も当然、スニーカーというわけにはいきませんので、ビジネス用に革靴を用意しなければなりません。

実は、このビジネス用の革靴選びというのは、きちんとした知識を持って選ばないと、ルール違反のものを選んでしまう可能性があるのです。
黒色の革靴を選べば、なんでもOKというわけにはいきません。

デザインによって、ビジネスの場にふさわしいもの、カジュアル色が強いものがありますし、選ぶ色によってもNGとなるものがあります。

だからこそ、ビジネスパーソンデビューを控えるフレッシャーズの方に、靴選びの心得をお伝えしたい!

就活とは違って、ビジネスパーソンとしてのキャリアはとても長いものです。
そして、革靴は、スーツなどの衣料とは異なり、トレンドに左右されにくく、長い間履き続けられるアイテムです。

だからこそ、一時的な視点ではなく、長いスパンで選ぶという視点でも考えていくと、より良い靴選びができると思います。

まずは、靴選びの掟から。

毎日続けて同じ靴を履くのはNGです!
ベーシックな紐靴を最低2足揃えましょう。

これは、よくご存じの方も多いですね。足は思いのほか、汗をかくもので、その量は両足合わせてコップ1杯くらい(1日で)になるそうです。
だから、1日中履いた革靴は、当然蒸れむれですし、高温多湿の状態になります。
そして、高温多湿だから、雑菌が繁殖して、異臭が生じる。
なぜ、足が他の部分と比べて、臭いが生じやすいか、おわかりいただけますね。

だから、雑菌の繁殖を防ぐためにも、1日履いた革靴を完全に乾燥させなければなりません。

そのためには、毎日同じ靴を履くのはNGです。

最低でも、2足の靴を揃えて、交互に履いてください。
もし可能であれば、3足揃えておくとベター。

では、まずビジネスパーソンデビューを控えるフレッシャーズが揃えるべきベーシックな靴とはどんな靴でしょうか。

フレッシャーズ必携のベーシックアイテム

NO.1 黒のストレートチップ

Church's(チャーチ)のストレートチップ「CONSUL(コンサル)」

写真出典:Church’s

トゥ(つま先)部分に横一文字のラインが入ったデザインのストレートチップ。紐を通す羽根(レースステイ)が、靴のアッパーと一体化した内羽根式のストレートチップはビジネスパーソン必携の1足です。このデザインは、フォーマルやビジネスシーンで幅広く使えます。そして、革靴は、色が黒いものほどエレガントと言われています。ですから、革靴1足目は、黒のストレートチップ。これに決まりです!

予算別おすすめモデル
~5万円:
アルフレッドサージェント
アルフレッドサージェントの内羽式ストレートチップ
英国のブランドアルフレッド・サージェントの靴はコスパが秀逸!
写真出典:楽天
~10万円:
クロケット&ジョーンズ
クロケット&ジョーンズのストレートチップ「オードリー」
英国の老舗ブランド<クロケット&ジョーンズ>の定番中の定番「オードリー」。
写真出典:FRAME
10万円~:
ジョンロブ シティⅡ
ジョンロブのストレートチップ「シティ2」
革靴の王様と呼ばれるブランド<ジョンロブ>の「シティ2」。良質な革を使っていて、履き心地が快適です。
写真出典:ジョンロブ公式HP

NO.2 こげ茶のセミブローグ

エドワードグリーンのセミブローグ カドガン
写真出典:STRASBURGO

トゥ(つま先)部分に横位置文字のラインとメダリオン(穴飾り)が入ったデザインのセミブローグ。やはり、ストレートチップ同様に、内羽式のものを選んでおけば、ビジネスシーンで幅広く使うことができます。穴飾りが入ることで、少しカジュアルな印象を与えるデザインですので、色はこげ茶(ダークブラウン)を選ぶと、ジャケパンスタイルにも合わせやすく、コーディネートの幅が広がります。

予算別おすすめモデル
~5万円:
PERFETTO(ペルフェット)
PERFETTO(ペルフェット)の内羽式セミブローグ
国産の<ペルフェット>。細部にわたって丁寧に作られていて、洗練されたデザインも魅力!
写真出典:BOQ
~10万円:
チャーチ ディプロマット
チャーチのストレートチップ「ディプロマット」
英国らしい質実剛健な<チャーチ>の「ディプロマット」。バランスの良いフォルムが特徴です。
写真出典:Church’s
10万円~:
エドワードグリーン カドガン
エドワードグリーンのセミブローグシューズ「カドガン」
信頼の英国ブランド<エドワードグリーン>の「カドガン」。上品なメダリオン、華やかなブローギングで、ビジネスカジュアルにも履ける万能靴です。
写真出典:エドワードグリーンHP

フレッシャーズのための迷わない靴選び術 vol.01として、ビジネスパーソンデビューを控えるフレッシャーズが揃えるべきベーシックな靴をご紹介しました。
予算に応じて、ご紹介したのは、革靴はものによって、10年、20年と履けるアイテムだから。

ただし、そのためには、品質の良い革を使っていて、しっかりと作られていることが条件です。
その基準は、価格で言うと、5万円オーバーが目安。

とはいえ、丸の内のビジネスマンが1足にかける予算は、2万円未満が7割というデータがあります(AERA STYLE MAGAZINE調べ2012年10月5日号)。
だから、忙しいビジネスマンは、お手入れをする時間を惜しんで、手ごろな価格の靴を履きつぶす人も多いというのも事実です。

良いものをお手入れして長く履いても、手ごろな靴を短いスパンで履いていても、どちらでも良いとは思います。

どちらが正解ということはありませんけれど、これから、社会人になるフレッシャーズのみなさんには、ビジネスアイテムを揃える前に、どのような観点から選ぶかしっかり考えておいてほしいですね。

次回以降、どのような点を考慮して靴を選ぶべきか、職種ごとのおすすめ靴などを特集していきます!

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