愛されるのは、理由があります! ジェイエムウエストンの不朽の名作「180シグニチャーロファー」
Back to Basic(バックトゥベーシック)。 完成されたスタイルを持つ定番アイテムを見直す動きが高まっています。 メンズファッション誌でも、定番アイテムをこぞって特集。
そもそも、定番というのは、際立った良さがあるものです。 革靴でいうと、まずデザイン。 トレンドファッションに合わせても、なぜかキマる。 世代を超えて履き続けられる。 これらは定番の絶対的な条件ですね。 そして、機能性。 革靴というのは、服などと異なり、実用性が求められるものです。 新品時が最も良い状態ではなく、自分の足に馴染んで初めて、ようやくその革靴の良さがわかる。 だから、ワンシーズンで履かなくなる靴なんて、あり得ないですよね。 それゆえ、耐久性の備わった品質の高い革靴でなければならない……。 これらの条件をすべて満たす銘品の一つが、ジェイエムウエストンの180シグニチャーローファーです!! 「高品質、機能性、スタイリッシュ」3拍子揃い、1946年から約70年経た現在も変わらず愛されてます。 では、180シグニチャーローファーの魅力を徹底解説していきましょう。
唯一無二のサイズバリエーション|愛される理由1
ジェイエムウエストンの一番の特徴と言えば、豊富なサイズ展開。 180シグニチャーローファーでは、ウィズ(足幅)を6種用意(A/B/C/D/E/F/G)。 ここまで、サイズバリエーションを展開しているシューメーカーはありません! しかも、縦幅は、4mmピッチ。 通常は5mm展開しているシューメーカーがほとんどなので、ジェイエムウエストンのサイズに関するこだわりがヒシヒシと伝わってきますね。 ローファーは、靴ひもでフィッティングを調整できないので、サイズ選びが生命線。 ジェイエムウエストンでは、かなりタイトなフィッティング推しにしています。
10年は履ける素材とつくりの良さ|愛される理由2
ジェイエムウエストンの素材の良さは定評があります。 なにせ、傘下に世界有数のタンナー「デュプイ社」を擁していますので、アッパーにしても、アウトソールにしても極上の天然素材を使っています。 その品質たるや、業界関係者も一目置くほど。 そして、高い技術力で、丁寧な仕事をしていて、靴づくりに対する真摯な姿勢が随所に表れていますよ。
色あせないデザイン|愛される理由3
180シグニチャーローファーが誕生したのは、1946年。 この時代と言えば、第二次世界大戦終結の1年後。 それから、現在でも、当時と同じ木型を使って、同じ方法で生産されているそうです。 今見ても、スタイリッシュに感じますし、どんなファッションにもマッチします。 それって、すごいことですよね。 そして、ここが、ジェイエムウエストンの寛容さが表れているところだなーと感じる点に、スペシャルオーダー(パターンオーダーのこと※ウエストンではこう呼んでいます)というシステムがあります。 [スペシャルオーダー]でできること
- パーツごとに素材・カラーを選べる
- ステッチを変更できる
- 左右違うサイズでオーダーできる
- 特別なシューツリーが付属される
本気で、自分好みの180シグニチャーローファーがつくれてしまうのですよ!! スペシャルオーダーには、3割程度のアップチャージがかかりますけれど、通年オーダーできます。 パターンオーダーって、シューメーカーにとっては、結構手間がかかることなのに、懐が広い!! とはいえ、既製で展開しているモデルの完成度は半端なく高いので、どんなモデルがあるか、検証していきます。
とにかく普遍的なレギュラーモデル
スムースレザーのブラック、ブラウン、ネイビー、オリーブ、レッドなど、揃えたくなるカラーを展開しています。






既製でのスペシャル展開
現在でも手に入れられる「サントノーレコレクション」「メゾンキツネ限定<ニューヨーカー>」の他、過去にはコードヴァンを使った貴重なモデルも展開しています。

写真出典:BOQ

写真出典:J.M.WESTON Facebookページ

写真出典:OPENERS

写真出典:OPNERS

写真出典:BOQ

写真出典:OPENERS

スペシャルオーダー デザイン例
スペシャルオーダーなら、パーツごとに素材やカラーを選べるので、奇抜な180シグニチャーローファーも作れてしまいます!

写真出典:J.M.WESTON Facebookページ

写真出典:J.M.WESTON Facebookページ

写真出典:J.M.WESTON Facebookページ

写真出典:J.M.WESTON Facebookページ

写真出典:J.M.WESTON Facebookページ

写真出典:J.M.WESTON Facebookページ
いやー、180シグニチャーローファー、深いですね。
号外!?新しいローファーが仏/英サイトで紹介あり
フランス語版と英語版のジェイエムウエストンの公式HPにて、新作ローファーが紹介されています。 じゃじゃーん!!そのローファーがこれ!モデル「281」です。
写真出典:J.M.WESTON HP
推測になりますけれど、日本では4月下旬ごろお目見えになるかもしれません。 というのも、イセタンメンズ館のイベントで新作シューズ&バックフェアが予定されています。 こちらも楽しみですね。 最後に、サイズ選びについて、触れておきたいと思います。 ジェイエムウエストンの革靴は高品質で、10年履けると説明してきました。 だからというか、最初はタイトフィッティングで、ちょっときついかなと思うくらいが丁度良いようです。 それゆえ、ジェイエムウエストンの都市伝説として、「万力締め」がウエストンフィッティングだと噂されるくらい。 でも、本当に痛くて仕方がない靴って履かなくなってしまいますよね。 ジェイエムウエストンのローファーは10万円弱ですから、慎重にサイズ選びをしてください。 スタッフの方からのアドバイスも大切ですし、自分好みのフィッティングを分析しておくことも大切。 遠慮せずに、いろんなサイズを試して、運命の1足に出会ってくださいね!! GOOD LUCK♪