革靴の製法イメージ

革靴の製法

マニアックと思うことなかれ!製法を知れば、永く愉しめる靴を見極められます

靴と永く付き合いたいなら、絶対に知っておいてほしいのが製法についてです。ソールが交換できるのか、どうかなどは製法により異なります。購入前にしっかりとチェックしておきたいポイントの一つですね。

製法の種類

名称 説明
ハンドソーン ウェルテッド製法 ハンドソーンの名の通り、機械化が難しい製法です。インソールの裏の糸を入れる部分を削ってそこからアッパー、ウェルト(アッパーとソールを縫い付けている部分)を同時にすくい縫いします。この製法はソール交換時に、中底が傷つきにくく、長い期間履き続けることができます。ただし、手作業ゆえに、お値段も高くなりがちです。
グッドイヤー ウェルテッド製法 ハンドソーン同様に、ソールを交換しやすい製法です。溝の代わりにリブと呼ばれる布製のテープを挟むことで、機械化をさせています。リブを挟むため、ハンドソーンウェルテッドよりも重く、履き心地もやや硬くなります。アメリカで考案された製法ですが、今ではアメリカ以上にイギリスの既成靴に多く使われています。
マッケイ製法 ウェルトを挟まずに、インソール、アッパー、アウトソールを一度に縫い合わせる製法です。ウェルテッド製法よりも、靴自体がかるくなりますが、繰り返しのソール交換ができないデメリットがあります。ただし、アウトソールのコバをコンパクトに作れるため、細身な靴に向いています。
ブラックラピッド製法 マッケイ製法のソールの周囲に、もう1枚アウトソールを縫い付ける製法です。ソールが1枚増える分、マッケイ製法よりも重く、コストも上がってしまいます。特徴としては、ウェルテッドの耐久性とマッケイの軽快な履き心地をミックスして平均化した感じがあげられます。

比較表

履き心地 耐久性 メンテナンス デザイン性
ハンドソーン ウェルテッド製法  ○  ○  ○  △
グッドイヤー ウェルテッド製法
マッケイ製法 × ×
ブラックラピッド製法

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