革靴には特有の呼び名があります!
まずは、革靴の基本的な呼び方をご紹介します。
革靴の甲部分-UPPER-
[A]トゥ
つま先部分の呼び方。ラウンドトゥ、スクエアトゥなど形状によって、さまざまな種類があります。
[B]ウェルト
ウェルテッド製法で、靴をぐるりと一周している帯状の革のこと。これを中継ぎにして上の部分とソールが繋がっています。
[C]アイレット
シューレースを通す穴のこと。ハトメとも呼ばれ、裏側から補強のために金具が打たれていることもあります。ちなみに、当サイト名はこの「アイレット」に由来します。
[D]シューレース
靴ひものこと。
[E]レースステイ
シューレースを通す穴が空けられた部分。羽根と呼ばれることもあります。
[F]タン
レースステイの下にあり、足の甲を保護する革。
[G]カウンター
かかと部分の革のこと。バックステイとも呼びます。
[H]インソール
内側のソールのこと。中底とも呼びます。
革靴の側面部分-SIDE-
[1]リフト
ソールに貼り付けられて、ヒールの高さを出している革のこと。積み上げと呼ばれることもあります。
[2]トップピース
リフトに次いで付けられる最も外側の革。耐摩耗性を高めるために、ゴム製のトップピースもあります。
[3]ヒール
ソールよりも外の「靴のかかと」にあたる部分のこと。
[4]コバ
ソールの断面で、張り出した部分のところ。
[5]トゥキャップ
トゥを覆うように被せられた革のこと。ステッチで継合わせれています。
[6]ヴァンプ
甲革のこと。
[7]クォーター
靴の側面部分の革のこと。
[8]アッパー
ヒールとソールを抜いた靴の表部分のこと。