基本のスタイルイメージ

まず揃えたい基本のスタイル -BASIC 6STYLE-

ローテーションを組むには、ベーシックスタイル

紳士靴は、さまざまな国の文化に影響されながら、多様なスタイルに分かれていきました。 まずは、押さえておきたい基本の6スタイルをご紹介します。

STYLE 1 プレーントゥ PLANE TOE

プレーントゥ
超シンプルな定番スタイル

シンプルかつオールマイティなド定番

「プレーントゥ」とは、革の表面になにも装飾が施されていないシンプルなスタイルのことです。 そして、このタイプには4つのデザインがあります。
  1. 外羽根式プレーントゥ
  2. 内羽根式プレーントゥ
  3. Vフロント
  4. ホールカット
「外羽根」とは、上の写真のようにシューレースが通る穴(アイレット)が開けられている羽根のような部分(その部分を「レースステイ」と言います)が甲革の上に出て、直接縫い付けられいるスタイル。そして、この外羽根スタイルのことを「ダービー」と呼びます。 これに対して「内羽根」とは、レースステイが甲革の下に入り込んで縫われているスタイル。このスタイルは「オックスフォード」と呼ばれています。 「外羽根」は足へのフィット感が良く、アクティブかつカジュアルに履くものとされています。 「内羽根」はすっきりとしたデザインで品格があり、フォーマルな場に向いています。 ちなみに、写真のタイプは外羽根式の「Vフロント」。このスタイルは、アイレットが1-3個と通常のスタイルよりも少なくなっていて、レースステイがⅤ字状になっているのが特徴です。 「ホールカット」は、1枚の革で靴の形になっていて、縫い合わせが最低限になっています。

STYLE 2 キャップトゥ CAP TOE

ストレートチップ
フォーマルな場で大活躍

フォーマル、ビジネス使いに最適

「キャップトゥ」は、爪先に一文字のステッチがはいった靴のことです。 このタイプには、2つのデザインがあります。
  1. ストレートチップ
  2. パンチドキャップトゥ
「ストレートチップ」は、上の写真のように、一文字のステッチのみのシンプルなデザイン。 これに対して「パンチドキャップトゥ」は一文字のステッチ部分に穴飾りを施され、ストレートチップに比べ、華やかな印象となります。 フォーマルなシーンでは、このストレートチップの内羽根式で黒色を選べば間違いありません。 一方、ビジネスシーンをアクティブに演出したい場合は、紺ブレなどのジャケパンスタイルでパンチドキャップトゥの茶色をあわせるとよいでしょう。

STYLE 3 フルブローグ FULL BROGUE

フルブローグ(ウィングチップ)
トゥを覆うチップが羽根の形なのが特徴

華やいだ雰囲気を醸し出すデザイン

「フルブローグ」は爪先部分のデザインがW文字になっていて、別名「ウィングチップ」と呼ばれています。この羽根のように見えるデザインにより、躍動感や華やかさが生まれています。 このタイプには、4つのデザインがあります。
  1. 外羽根式フルブローグ
  2. 内羽根式フルブローグ
  3. ロングウィングチップ
  4. ブラインドフルブローグ
これらのデザインは、カジュアルでアクティブな印象を与えるため、フォーマルな場には向いていません。 ジャケットやブレザーなどにあわせて履けるので、ビジネスの場では重宝します。 ただし、外羽根式は、内羽根式と比べて迫力が出ますので、よりカジュアル度が増すのでTPOにあわせて選んでください。 「ロングウィングチップ」は、W字状の穴飾りが踵まで一直線に伸びているタイプ。 「ブラインドフルブローグ」は、穴飾りではなく、W字状をすべてステッチィングで仕上げたタイプのことです。

STYLE 4 Uチップ U CHIP

Uチップ
カジュアル使いには欠かせない

大人のカジュアルならUチップに決まり!

トゥから甲にかけて、モカステッチと呼ばれるU字のステッチが施されているのが「Uチップ」。 このUチップの変形でV字のステッチが施された「Vチップ」と呼ばれるデザインもあります。
  1. Uチップ
  2. Vチップ
このデザインは、基本的にはカジュアル使いがお約束。ただし、黒のUチップであれば、ビジネスの場でもOKになってきています。もっと言えば、ノージャケット・ノーネクタイのクールビズでは、主役級の活躍を見せてくれるはずです。ノージャケットで履くときは、靴の色とベルトの色のあわせに気を付けてくださいね。

STYLE 5 ローファー LOAFER

ローファー
「ローファー」は怠け者の履物!?

カジュアルシューズの王道です

「ローファー」には、Uチップ同様に、モカステッチが施されていて、カジュアルな靴だということはお分かりになると思います。しかも、紐がなく、靴の脱ぎ履きがラクラクなスリッポンで、怠け者にはピッタリ。これらのことからか、怠け者という意味を持つ名前が付けられたようです。 この靴は、フォーマルやビジネスではNG。 チノパンやジーンズの時には大活躍してくれますので、スーパークールビズの際に、取り入れてみてはいかがでしょうか。

STYLE 6 チャッカブーツ CHUKKA BOOTS

チャッカブーツ(CHUKKA BOOTS)
これぞ、万能靴の代表選手

コーディネートらくらくのシンプルシューズ

アイレットが少なめで履きやすい「チャッカブーツ」。プレーントゥのシンプルなデザインがほとんど。そのため、マルチな活躍をしてくれます。 用いられる革は、一般的なスムーズレザーだけでなく、起毛したスエードやヌバックなどさまざまです。秋冬には、主役になりうる一足です。

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