J.M.Weston598「ロジェ」

牛革のお手入れ

一般的な牛革について

「靴磨き」と一言でいっても、革から汚れを取り除き、必要な栄養分を入れるというステップを踏みます。その上で、トゥの部分を鏡のように光らせたりしていきます。

STEP1 馬毛ブラシで汚れ落とし

まずは、馬毛ブラシで軽くブラッシングして、ホコリを落とします。 汚れが激しい場合には、少々水気を含ませた布で、靴全体を拭いてみてください。 そのあと、リムーバーを布(ウエス)につけて、靴を拭きます。 ここで注意したいのが、布に汚れがついたら、面を替えて、常にキレイな面で拭き取るということです。 あまり力を入れずに軽く拭いてください。

STEP2 コバのお掃除

コバとは、靴底と靴の境目の張り出した部分のこと。歯ブラシのような形をしたブラシを使って、そこについたゴミなどを落とします。

STEP3 クリームで栄養補給

小さなブラシで、乳化性クリームを塗り、靴全体に塗りこんでください。 このクリームで靴に水分と栄養分を補給します。 使用するクリームは、無色タイプか色のついたものを使うことになりますが 色のついたものを使う場合は、靴よりも明るい色を選んでください。

STEP4 豚毛ブラシでクリームを靴に浸透

全体に塗ったクリームを豚毛ブラシを使って、浸透させていきます。この際のブラッシングは多少激しく、軽やかにが、鉄則。均一にクリームを伸ばしましょう。

STEP5 布で乾拭き

今度は、靴の上に残ったクリームを拭き取るように布で乾拭きしましょう。この時に使う布は、着古したTシャツをカットしたものでも良いのですが、できるならば、起毛している布を使うのがベスト。ウェスと呼ばれる布を使うと、仕上がりに差が付きます。

STEP6 お好みでワックス仕上げ

STEP5までで、靴に栄養補給は終わり、コンディションの良い革なら、素敵な光沢感が生まれているはずです。このSTEP6は、さらにピカピカに仕上げたい人のための工程です。油性ワックスを塗っていきます。ワックスを塗るときは、必ず布を使うことがポイントです。ただし、ワックスはロウなので、通気性を悪化させ、靴に塗りっぱなしだと靴を痛める原因になってしまいます。ですから、もしワックスを塗るならば、つま先と踵、コバのみをおすすめします。ワックスを塗ったら、ワックスを落とすスケジュールも立てておいてくださいね。

お手入れのポイント

このようなお手入れをするのは、靴を履くごとではなく、5・6回履いたらを目安にしてください。日頃のお手入れは、馬毛ブラシでその日についた汚れやホコリを払うだけで充分です。ただし、雨の日に履いた靴は、しっかり乾燥させた後に、このお手入れを施してあげてください。 さらに忘れてはいけないのは、新品の時。かならずSTEP1-5までを実行してから履いてくださいね。この新品を下ろす前のお手入れをプレメンテといいます。倉庫で乾燥していた靴に水分や栄養分を補給して、履き始めると靴が長持ちしますよ。

お手入れに必要なグッズ

DASCOシューツリー
シワを伸ばすシューツリー
靴磨き用クロス(Mモゥブレィ・ポリッシングコットン)
靴磨き用クロス
M.モゥブレィ グローブクロス
グローブクロス
江戸屋馬毛ブラシ
馬毛ブラシ
豚毛ブラシ
豚毛ブラシ
ペネトレイトブラシ
小さなペネトレイトブラシ
ブートブラック クリーナー
クリーナー
モウブレイ デリケートクリーム
デリケートクリーム
コロニル 1909 
乳化性クリーム
KIWI ワックス
仕上げのワックス

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