革靴のリペア&カスタムメニュー

リペアやカスタムでできること

一言でリペアといっても、実は奥が深いのがこの世界。
もう履けないかも……と思っている靴でもプロの手にかかれば、キレイに修理できることもあります。

まずは、どんなリペアができるのかを知っておきましょう。それから、リペアをお願いする前には、信頼できるショップを見つけておくことも大切です。
なんでも相談できる、そんな頼もしいショップを味方につけて、愛する靴を永く履き続けましょう。

※修理にかかる費用は、靴の状態によって異なります。

Repair menu(1)オールソール交換

磨り減ってしまったソールを新品のソールに丸ごと取り替えてしまうのが、文字通りオールソール交換です。グッドイヤーウェルテッド製法の靴などに適したリペアで、交換作業の際にアッパーへの影響が少ないのが特徴。定期的に交換することで、長年履き続けることができます。

[費用の目安/税別]オールソール交換:10,000円~15,000円
+menu ステッチ
ソールを縫い付けているアウトステッチを見せる仕様と隠す仕様を選ぶことができます。
ただし、隠す使用は手がかかるため、費用が高くなってしまうので、お好みで選んでみてください。

+menu ダブルソール
これは、ソールを2枚重ねる仕上げです。ソールが厚くなる分、丈夫になり、雰囲気がカジュアルになります。
ただし、柔軟性が減り、反り返りが弱くなるなどのデメリットがありますので、要注意です。

+menu 半カラス仕上げ
カラス仕上げとは、ソールに色を塗る手法で、黒く塗る範囲によって「半カラス」「全カラス」と呼びます。
半カラス仕上げでは、土踏まずの部分を黒く塗り、地面と接触する部分には色を塗らずにおきます。
このカラス仕上げは、フォーマルな印象を与えてくれますのですが、ソールはほとんど人からは見られない部分です。
そうした細部にこだわるのは、修理というよりも嗜好によるものが大きいかもしれません。

+menu ラバーソール
レザーソールの靴をソール交換する際に、ラバーソールに替えることができます。
ラバーソールは、対摩耗性が高く、雨の日に強いのが特徴です。
また、貼替えの料金もレザーより安価に行えますが、レザーソールの持つ通気性の良さやトラディショナルな雰囲気はなくなってしまうので、用途をよく考えて、貼り替えてみてください。

+menu レザーソール
レザーソールは、種類により価格が異なるので、よくショップと相談した上で修理をしてみてください。

Repair menu(2)ハーフラバーソール

ソールの前半分に、ラバーソールを貼ることができます。
オールソールと比べ、半分だけの補修となりますので、費用は安価で済みます。
種類・パターンともにさまざまな種類が存在しますが、ドレスシューズには1.4mm程度の薄さで、靴にあった色を選ぶのが良いと思います。
ただし、ハーフラバーでも、ラバーを貼ることで通気性が損なわれてしまいます。
ご注意ください。

費用の目安/税別] ハーフラバーソール:2,000円~3,000円

Repair menu(3)ヒール

ヒールにもレザー製とラバー製があり、ソールにあわせて選ぶことができます。
そして、タイプとしては、A)革の土台に踵ゴムがついているもの、(B)ゴムタイプのものと、(C)ヒールとソールが一体型のものと、バリエーションがいくつもあるのが特徴です。

[費用の目安/税別] ヒール交換:3,200円~5,000円

menu(4)トゥチップ

摩耗が激しいつま先部分を保護するのがトゥチップです。
金属製の「ヴィンテージスチール」のほか、レザー素材のものラヴァー素材のものがあります。
対摩耗性という点でおすすめなのは、「ヴィンテージスチール」。
色は、シルバーとゴールドがあり、さらに、さまざまなトゥの形に対応できる「トライアンフスチール」というトゥチップもありますので、ショップで相談してみてください。

[費用の目安/税別] ヴィンテージスチール:3,000~4,000円(つま先が減っている場合 5,000円)

Repair menu(5)カウンターライニング

ライニングの革は汗の湿気を含むために、非常に柔らかくなり、足に直接触れるので摩耗してしまいます。
靴を休ませて、湿気を抜けば、多少劣化を防げるものの、どうしても傷んでしまうのがこの部分です。
破れてきたら、必ずショップに相談して、リペアをしてくださいね。

[費用の目安/税別] カウンターライニング:3,000円

Repair menu(6)小指部分のライニング

靴の内側を覗いみてると、小指の位置にあたる部分の革が薄くなっていることがわかると思います。
小指が靴に当たって痛いと感じている人も多いように、小指は足の中で張り出してしまっている部分。
ですから、その部分のライニングも破れやすくなっています。
見えにくい部分ではありますが、放っておくと、外側にまで破れた穴が貫通してしまうこともありますので、しっかりチェックをして、レザーパッチで補修をしたいものです。

[費用の目安/税別] レザーパッチ:800円

Repair menu(7)パイピング

パイピングとは、かかとの二つ折りにした革の継ぎ目部分のことです。
靴を履いたり、脱いだりするときに、必ず足が当たるので、ダメージを受けやすい部分です。
擦り切れてしまった角の部分は補修できますので、あきらめずにショップに相談してみましょう。

[費用の目安/税別] パイピング:2,000~5,000円

Repair menu(8)サイズ調整

買った靴が大きい場合は、「インソール」で、小さくてキツイ場合には「ストレッチ」でサイズ調整が可能です。
インソールは、中敷のことで、種類も豊富。
フィット感を見ながらピッタリなインソールを選んでみてください。
「ストレッチ」は 靴を伸ばすサイズ調整用の器具です。
これによりハーフサイズ程度の調整は可能だと言われています。
無駄な買い物をしてしまったとあきらめずに、ショップに相談をしてみてください。

[費用の目安/税別] インソール:600~5,000円 ストレッチ:1,000~3,000円

Repair menu(9)キズ補修

電車の中で、足を踏まれてしまったなんてことは多いものです。
その際にトゥを傷つけてしまっても、大丈夫。
軽い傷ならクリームやワックスなどで目立たない程度に補修ができます。
もちろん、自分でもある程度できますが、プロに任せれば安心です。

[費用の目安/税別] カラーリング:4,000~5,000円

Custom menu(1)ヒールアップ/テーパードヒール

靴のシルエットの要の一つヒールをカスタマイズするのがこのメニューです。
ヒールアップは、ヒールリフトを高くする加工で、テーパードヒールは、かかとの上から下にかけて内側に入るような仕上げのことです。
少し調整するだけでもシャープでドレッシーな印象となります。

[費用の目安/税別] ヒールアップ:2,000円~ テーパードヒール:2,000円~

Custom menu(2)ピッチドヒール加工

ヒールのシルエットを引き締め、細くするのがピッチドヒール加工。
本来ピッチドヒールは、ビスポークなどの高価な靴の仕様です。
自分の靴にこだわりの加工を施して、ニュアンスの靴にしたいという方におすすめ。

[費用の目安/税別] ピッチドヒール加工:2,000円~

Custom menu(3)セミベベルドウエスト

「ベベルドウエスト」とは、ウエスト部分のコバの角を取り、滑らかなカーブを描くように加工する仕様のこと。
これもビスポーク靴でよく見かける技法です。

[費用の目安/税別] セミベベルドウエスト:4,000円~

Custom menu(4)ファッジング

ウェルトの上面に、ギザギザ模様を刻み込むのが「ファッジング」です。
アウトステッチに合わせて刻んだり、エッジの角だけに細かく入れることもできます。
ファッジングを施した靴は、クラッシックな印象を与えてくれます。

[費用の目安/税別]ファッジング加工:4,000円~

Custom menu(5)ウェルトの削り込み

マッケイ製法の靴のようにウェルトの張り出しを少なくするために、ウェルト部分を削る技法です。
ウェルトがアッパーの際まで入り込むことで、スッキリとした印象になります。

[費用の目安/税別] ウェルトの削り込み:4,000円~

Custom menu(6)外ハトメ加工

靴ひもを通す穴「ハトメ(アイレット)」につける金具を外側に付ける加工です。
金具が羽の内側についている場合は、あっさりとシンプルな印象となります。
これに対して、外ハトメにすると、アイレットが目につくようになるため、カジュアル感がアップします。
また、外ハトメ加工をすると、靴ひもが通しやすくなるといったメリットもあります。

[費用の目安/税別] 外ハトメ加工:5,000円~

Custom menu(7)カラーリング

経年劣化をして色が浅くなってきた靴や現状の靴の色と全く違う色に替える技術が「カラーリング」です。
色褪せた靴が本来の輝きを取り戻すことができるかもしれませんし、飽きてしまった靴の色を替えることで、またその靴を主力ローテションに復活させられるかもしれません。
濃淡をつけて楽しむこともできますので、ショップによく相談した上で依頼していてください。

[費用の目安/税別] カラーリング:10,000円~