<コロニル>メソッドを徹底レポート パート1 メインイメージ

目からウロコの<コロニル>メソッドを徹底レポート Part.1 基本ケアとスペシャルケア

「絶対失敗したくないので。」「時短ケアが好き。」という方なら
スキンケア発想で内面から革のポテンシャルを引き出す <コロニル>メソッドにご注目!

今、とっても熱く、注目を集めているシューケア。
各社それぞれのアイテムを使って、みなさん入念にお手入れをされていることと思います。

そこで、今回は、ドイツのザルツェンブロット社によるトップブランド<コロニル>のメソッドについて理解を深めるべく、<コロニル>を扱う輸出入商社の株式会社エス・アイザックス商会 米屋 和久さんと藤原 武流さんにお話を伺ってまいりました。

これまで、アイレット編集部員も<コロニル>製品を愛用してまいりましたが、お話を伺って、「これまでの使い方が間違っていた」とは言えないまでも、製品を生かし切れていなかったという事実がわかった次第です。

<コロニル>の素晴らしさは、その革本来が持つポテンシャルを引き出すスキンケア発想にあります。

そして、開発モットーは、「皮革に優しいこと、人体に優しいこと、環境に優しいこと」。

だからこそ、お手入れビギナーをはじめ、あらゆる層の誰もが使いやすい、そして、失敗しないように、製品づくりをしています。

しかも、シンプルなメソッドで手早くお手入れができるのも魅力。

それでは、今回は基本ケアとスペシャルケアについてご紹介してきます!

たったこれだけで、キレイをキープ!
基本ケアは、ブラッシングだけ

シューケアというと、ブラシにクリーナー、クリーム、さらにワックスなどなど、さまざまなアイテムを揃えなくてはならないと思っていらっしゃる方が多いかもしれません。
「でも、靴は、思ったより汚れていないものです。」と米屋さんは言います。

ハンドル部分を直接握る鞄とは違って、靴のアッパーは汚れにくい。
唯一汚れているのは、道路などに接しているアウトソールです。

だから、アッパーのお手入れを過剰にする必要はなく、ブラッシングをしっかりすることがケアの基本になります。

履いた靴は、履いたその日のうちに埃を払った上で、靴の色ごとに使い分ける馬毛ブラシでしっかりブラッシングをすれば、OK。

そうすれば、汚れが落ちるだけでなく、靴の色の鮮やかさや輝きが戻ります。

<コロニル>メソッドを徹底レポート Part.1 ブラシイメージ
基本のケアで使うのは、埃払い用のブラシと、靴の色ごとに用意する馬毛ブラシです。実は、<コロニル>のメンテナンスでは、ほとんど豚毛は使いません。そして、<コロニル>のブラシの特徴は、毛量が多く、コシもあるところ。一度に広い面積をブラッシングできるので、使いやすいブラシです。

基本のケア

<コロニル>メソッドを徹底レポート Part.1 ブラッシングイメージ

ブラッシング

埃を払った後に、ブラシを使って念入りにブラッシングすれば、基本のケアは終了です。

この際に使うブラシは、ブラック用・ダークブラウン用・バーガンディー用というようにお手持ちの靴の色ごとに用意するのがおすすめです。

そして、靴のお手入れをするときには、いつも同じブラシを使うことがコツ。
お手入れをするごとに、クリームがブラシに含まれて、それだけでお手入れができる程にブラシが育っていきます。

<コロニル>メソッドを徹底レポート Part.1 ブラッシングケア後イメージ

フィニッシュ

ブラッシングしたのは写真右の靴です。シワの部分がキレイになり、フォルムなどがくっきりしているのがおわかりになるでしょうか。

靴を履いた後に、ブラッシングをしたら、シューツリーを入れて、通気性の良いところに保管。

それだけで、基本のケアはばっちり。
所用時間も数分なので、気負わずケアできますね。

2・3ヵ月に1回が目安。
スプレーを駆使してラクラク・時短できるスペシャルケア

とっても簡単な基本のケア。
靴を履くごとに、基本のケアをしていれば、スペシャルケアは2・3ヶ月に1回でOKです。
そして、スペシャルと言っても、使うアイテムは3つ。
クリーナーと防水スプレー、クリームと、とてもシンプルなメソッドです。

また、<コロニル>製品は、スプレータイプが多いのが特徴で、スペシャルケアに使うアイテムの3つのうち、2つがスプレーです。

スプレーの良さは、塗りムラにならなかったり、気化するスピードが早くシミにならないことなど。

<コロニル>製品は、メンテナンスによるトラブルを防ぐという考え方でつくられているそうです。

<コロニル>メソッドを徹底レポート Part.1 スペシャルケアアイテムイメージ
左から
■ライニガー(クリーナー)
■1909シュプリームプロテクトスプレー(防水スプレー)
■1909シュプリームクリームデラックス (クリーム)

スペシャルケア

<コロニル>メソッドを徹底レポート Part.1 ライニガーで拭き取りのイメージ
<コロニル>メソッドを徹底レポート Part.1 ライニガーで拭き取った汚れのイメージ

ライニガーで汚れ取り

布に「ライニガー」を湿る程度に吹きかけて、湿っている間にアッパーの表面の汚れ部分を軽く拭き取ります。
ライニガーは、余分な油脂やカビなどに強く、しっかりと汚れを取り除いてくれます。

<コロニル>メソッドを徹底レポート Part.1 プロテクトスプレー噴霧イメージ
<コロニル>メソッドを徹底レポート Part.1 プロテクトスプレーを吹きかけた靴のイメージ

1909シュプリームプロテクトスプレーで、しっかりと保湿

次は、防水スプレーの「1909シュプリームプロテクトスプレー」を靴に直接吹き付けます。
防水スプレーと言うと、靴を履く前に吹きかけるというイメージがありますが、<コロニル>では、この製品をこの段階で使うことを推奨しています。
この防水スプレーには、栄養が含まれていて、基礎化粧品の保湿の役割を担っています。
防水スプレーが下地になりますので、しっかりとスプレーを吹きかけると仕上がりが良くなります。

<コロニル>メソッドを徹底レポート Part.1 1909シュプリームクリームデラックスでコバの周りをケア
<コロニル>メソッドを徹底レポート Part.1 1909シュプリームクリームデラックスでお手入れ後のコバイメージ

1909シュプリームクリームデラックスで栄養とほど良い光沢を

防水スプレーが約1分ほどで乾いてくるので、その後は、<コロニル>の大人気商品「1909シュプリームクリームデラックス」を塗っていきます。

この時に大切なのが、コバ周りにしっかりとクリームを入れること。
靴のフォルムや美しさを引き立てるのは、実は、ウェルト周辺のコバ周りです。

ウェルトの糸も乾燥すると劣化につながるので、潤いを与えましょう。

<コロニル>メソッドを徹底レポート Part.1 ブラッシングのイメージ
<コロニル>メソッドを徹底レポート Part.1 スペシャルケア後のイメージ

馬毛ブラシでブラッシングして、ほど良い光沢が出てくれば、ケア終了

<コロニル>が特徴的なのは、「革の上にワックスなどを乗せ、艶を出す」という考えではないこと。
内側から革の状態を整えて、本来よりその革に備わっている艶を引き出すというメソッドを確立しています。

良い革が使われている靴ほど、自然な光沢が生まれるので、余計なことはすべきでないという考え方。
なので、ブラッシングをして、ほど良い光沢が生まれたら、スペシャルケアは終了です。

<コロニル>メソッドを徹底レポート Part.1 1909ワックスポリッシュでのケアイメージ
<コロニル>メソッドを徹底レポート Part.1 スペシャルケア後(1909ワックスポリッシュ)のイメージ

もし、さらに艶が欲しいなら、1909ワックスポリッシュをプラス

スペシャルケアは、クリームまでの3ステップですが、より一層の艶感を出したいならば、これまでのステップに加えて、ワックスを使うのがおすすめです。
ただし、<コロニル>のワックスは、他社のワックスと比べ、こってり感がほとんどないのが特徴。
ピカッと光らせるためのワックスというよりも、上品な艶を出し、キズを予防するための製品になっています。

コラム

良い革の見分け方って?

革本来の良さを引き出すのが<コロニル>製品の特徴だと、ご説明いただいたわけですが、そうなると重要なのは、良い革が使われた靴を選ぶこと。

みなさん、何を基準に判断していますか?

キメの細かさを見るという方が多いですかね。

今回、米屋さんにその見分け方を伺ったところ、見た目よりも触感が大切と教えていただきました。

革を触ってみて、吸い付くようなモチモチ感があれば、丹念になめされている証拠。

そうした、革を選べば、メンテナンスをするとハリが戻るそう。

良い革が使われている靴なら、メンテナンスによって履きジワが目立たなくなるのが特徴です。

ぜひ、チェックしてみてください。

次回は、素材別のお手入れについて深堀していきます。
また、そのほかに、<コロニル>が取り組む「mottainai|もったいない」キャンペーンについてもご紹介する予定です。
お楽しみに。

ライン

今回お話を聞かせていただいた
エス・アイザックス商会
米屋 和久さん(写真:左)
藤原 武流さん(写真:右)

レザースペシャリストとして、全国各地あらゆる業態での実演販売やワークショップなどにより、<コロニル>ブランド商品のPR活動を行うお二人。
靴をはじめ、レザーバッグなど、皮革製品のケアについて、よろず相談に乗っていただけます。

URL:http://www.isaacs.co.jp/

<コロニル>メソッドを徹底レポート エス・アイザックス商会の米屋さんと藤原さんイメージ

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