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目からウロコの<コロニル>メソッドを徹底レポート Part.2 素材別ケア

スエード・コードヴァン・エキゾチック・エナメルも
<コロニル>独自のメソッドで失敗しないお手入れを。

前回から、お送りしております<コロニル>特集。

ドイツのザルツェンブロット社によるトップブランド<コロニル>のメソッドについて理解を深めるべく、<コロニル>を扱う輸出入商社の株式会社エス・アイザックス商会 米屋 和久さんと藤原 武流さんにお話を伺っております。

前回お伝えした基本ケアとスペシャルケアでは、革本来が持つポテンシャルを引き出すスキンケア発想が<コロニル>の考え方、ということがおわかりいただけたと思います。

今回は、スエード・コードヴァン・エナメルなどの素材別お手入れについて。

これらのケアにも、「皮革に優しいこと、人体に優しいこと、環境に優しいこと」という<コロニル>の開発モットーが根付いていることを実感できますよ。

menu.01 スエードのお手入れ

スエードのお手入れも、スムースレザーのお手入れと同様に、基本のケアはブラッシングです。

そして、スエードのお手入れと言うと、保革・補色をするスプレーでのお手入れがポピュラーですが、<コロニル>のメソッドはそこがユニーク。

<コロニル>の概念では、表革は人間の肌と同じお手入れと考え、裏革は人間の髪の毛と同じお手入れと考えているそうです。

では、まず、基本ケアからご紹介します。

<コロニル>メソッドを徹底レポート パート2 素材別のお手入れ スエードの道具
左から
■クレープブラシ  ■固形クリーナー

スエードの基本ケア

<コロニル>メソッドを徹底レポート パート2 素材別のお手入れ スエードのブラッシングイメージ

クレープブラシでブラッシング

<コロニル>で推奨しているのはゴムタイプのブラシです。
今回のお手入れでは、<pedag|ぺダック>のクレープブラシを使用しています。
このタイプのブラシでブラッシングすると、ゴムが汚れを吸ってくれます。
汚れが取れたら、このブラシの横についているナイロン部分で、スエードの方に残ったカスなどを除去してください。

※スエードのお手入れは、力の入れ過ぎにご注意を。

<コロニル>メソッドを徹底レポート パート2 素材別のお手入れ スエードを固形クリーナーを使ってクリーニングイメージ

特に汚れている部分は固形クリーナーで

基本のお手入れはクレープブラシだけで充分です。
もし、つま先などに傷がついている場合は、砂消しゴム位の固さの固形クリーナーで軽く擦ってください。

そして、擦った部分だけが目立たないように、そのまわりもバランスよく擦っておきましょう。

スエードのスペシャルケア

そして、スペシャルケアです。
スペシャルケアは、スムースレザーと同じように、2・3ヶ月に1回を目安にしつつ、毛足の状態をみてお手入れしてください。

<コロニル>メソッドを徹底レポート パート2 素材別のお手入れ スエードのスペシャルケア用アイテムイメージ
左から
■オーガニックプロテクト&ケア(保革・防水ミスト)■オーガニックバンブーローション(クリーナー)
<コロニル>メソッドを徹底レポート パート2 素材別のお手入れ スエードのスペシャルケア ローションイメージ

オーガニックバンブーローションを吹きかけ

前述した通り、<コロニル>のスエードスペシャルケアは、ヘアケアと同じ概念になっています。
色が多少抜けていても、シャンプーで洗ってキレイにして、トリートメントで整えれば、色が戻ってくるという考えです。
なので、まずは、シャンプーにあたる「オーガニックバンブーローション」を使って、アッパー全体に吹きかけます。

<コロニル>メソッドを徹底レポート パート2 素材別のお手入れ スエードのスペシャルケア用 スエードブラシでブラッシングイメージ

スエードブラシでブラッシングして 浮いてきた汚れを布で拭き取る

次に、スエードブラシでいったん毛を起こします(※ブラッシングはなしでもOK)。
そして、表面に浮かび上がってきた汚れを布で拭き取ります。
この際には、衣服の汚れを取るときと同じように、布を表面にポンポンと叩く感じで拭き取りましょう。

<コロニル>メソッドを徹底レポート パート2 素材別のお手入れ スエードのスペシャルケア用 トリートメントイメージ

オーガニックプロテクト&ケアでトリートメント

布で汚れを拭き取ったら、次は、保革・防水効果のある「オーガニックプロテクト&ケア」でトリートメント。
その後、再度スエードブラシで毛を起こして、しばらく時間をおいてください。

<コロニル>メソッドを徹底レポート パート2 素材別のお手入れ スエードのスペシャルケア用 乾燥後のイメージ

乾燥すれば、スペシャルケア終了

1時間程度で、ご覧のように状態が整いました。
<コロニル>のオーガニックシリーズは、良い香りで室内でも抵抗なく使えるため、寒いシーズンのお手入れもラクラクですね。

menu.02 コードヴァンのお手入れ

コードヴァンのお手入れも、ブラッシングが基本ということは変わりありません。
ブラッシングで汚れをしっかり落とした後に、保湿&艶出しをします。
<コロニル>では、コードヴァンに適した「1909シュプリームワックススプレー」がありますので、スプレー使いでラクラクなお手入れ方法をご紹介します。

<コロニル>メソッドを徹底レポート パート2 素材別のお手入れ コードヴァンのお手入れアイテム
■1909シュプリームワックススプレー(防水スプレー)※写真右。
写真左の1909シュプリームプロテクトスプレーとパッケージが似ているので、ご注意ください。

コードヴァン ケア

<コロニル>メソッドを徹底レポート パート2 素材別のお手入れ コードヴァンのお手入れア ワックススプレイイメージ
<コロニル>メソッドを徹底レポート パート2 素材別のお手入れ コードヴァンのお手入れ ワックススプレー噴霧イメージ

ブラッシングで汚れをしっかり落とした後に、1909シュプリームワックススプレーを吹きかける

「1909シュプリームプロテクトスプレー」がマルチに使える防水スプレーなのと比べて、「1909シュプリームワックススプレー」は、コードヴァンに特化してつくられた防水スプレーです。
フッ化炭素樹脂、ビーワックス、ラノリンを加えたブレンドオイルを含む防水スプレーで、フッ化炭素樹脂が皮革繊維に深く浸透して防水効果を与えてくれます。
また、コードヴァンにツヤとしなやかさを加え、美しい風合いを保つのが特徴です。

<コロニル>メソッドを徹底レポート パート2 素材別のお手入れ コードヴァンのお手入れワックススプレイを拭き取るイメージ

スプレーが乾いた後に
布で表面を整えてフィニッシュ

表面が乾いたら、布で乾拭きすると、美しい光沢が生まれます。

クリームではなく、スプレーでのお手入れになるので、時間もかからず、ムラにならないのが便利ですね。

menu.03 エキゾチックレザーとエナメルのお手入れ

<コロニル>では、スエードやコードヴァン以外の素材用にも、専用のケア用品が用意されています。
いずれも、クリームタイプではなく、スプレーやムースタイプなので、気負わず簡単にケアをしたいという方におすすめです。

エキゾチック

<コロニル>メソッドを徹底レポート パート2 素材別のお手入れ エキゾチックスプレーイメージ

■エキゾチックスプレー(防水スプレー)

乾拭き+スプレーで簡単

エキゾチックレザーは基本的に丈夫な素材。
ただ、斑(ふ)のあることが特徴です。
斑の継ぎ目の状態を見極めるのは難しいので、こまめにお手入れをすると安心。
<コロニル>なら、革の表面の乾拭きとスプレーで簡単にケアができます。

エナメル

<コロニル>メソッドを徹底レポート パート2 素材別のお手入れ エナメルのお手入れアイテム

■ラックムース(クリーナー)
■ラックスプレー(防水スプレー)

エナメルには専用の製品がおすすめ

<コロニル>のエナメルケアは、汚れを落とす「ラックムース」と、その後に艶を出す「ラックスプレー」の併用がおすすめ。
ラックムースを使うと、エナメルの表面に張られているポリウレタン樹脂の汚れを取るために表面が曇りますが、後にラックスプレーを使うことで、元の艶を出すことができます。

コラム

<コロニル>製品についているこのシールにご注目。
環境3Rにリスペクトの念を込めた「MOTTAINAI」キャンペーン

<コロニル>メソッドを徹底レポート パート2 素材別のお手入れ コラム もったいないイメージ

<コロニル>のオーガニック系製品をよくみると「木」のイラストが描かれたシールが貼っているのをご存知ですか。
これは、環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性、ワンガリ・マータイさんが提唱した「MOTTAINAIキャンペーン」のシールです。

ワンガリ・マータイさんは、2005年に来日した際に「もったいない」という日本語に共感。

「もったいない」は、環境活動の3Rに加え、それに尊敬の念(リスペクト)が込められている言葉と捉え、この言葉を取り入れた環境キャンペーンを提唱しました。

そして、「皮革に優しいこと、人体に優しいこと、環境に優しいこと」を開発モットーとする<コロニル>もこのキャンペーンに賛同。

環境配慮を基準とした商品、再利用など環境3R理念を元にした商品の展開に取り組んでいます。

次回は、最終回。
気になるカビ対策と靴の保管方法、さらには、<コロニル>レザースペシャリストおすすめのマストハブ製品についてご紹介する予定です。

ライン

今回お話を聞かせていただいた
エス・アイザックス商会
米屋 和久さん(写真:左)
藤原 武流さん(写真:右)

レザースペシャリストとして、全国各地あらゆる業態での実演販売やワークショップなどにより、<コロニル>ブランド商品のPR活動を行うお二人。
靴をはじめ、レザーバッグなど、皮革製品のケアについて、よろず相談に乗っていただけます。

URL:http://www.isaacs.co.jp/

<コロニル>メソッドを徹底レポート エス・アイザックス商会の米屋さんと藤原さんイメージ

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