<エドワードグリーン>代表ヒラリー・フリーマンさん単独インタビュー2 メインイメージ

<エドワード グリーン>代表ヒラリー・フリーマンさん単独ロングインタビューVol.02 ブランドが靴好きに愛されるワケ

「愚直に、できうる限り最高のものをつくりたい」
そんな姿勢から生み出される最高にコンフォタブルな靴に魅了される

前回から連載をしている<エドワード グリーン>代表ヒラリー・フリーマンさん単独インタビュー

前回は、新しいトッピクスについてのお話をいただきました。

第2回となる今回は、なぜ、<エドワード グリーン>が本当の靴好きから愛されるのかを掘り下げていきたいと思います。

多面的な魅力を持つ<エドワード グリーン>

――本国では、どのような方が、<エドワード グリーン>の靴を履いていらっしゃいますか。

そうですね。スーツをお召しになる方からデニムなどカジュアルな服装をされる方まで、さまざまな方にご愛用いただいています。

<エドワード グリーン>には、キャップトゥの「CHELSEA(チェルシー)」、セミブローグの「CADGAN(カドガン)」Uチップの「DOVER(ドーヴァー)」など人気のドレスシューズが数多くあるので、ドレッシーな印象をお持ちかもしれません。

<エドワードグリーン>代表ヒラリー・フリーマンさん単独インタビュー2 ショーウィンドゥ
ドレスシューズが並ぶ銀座店のショーウィンド。

その一方で、カントリーブーツの「GALWAY(ガルウェイ)」なども人気です。
「ガルウェイ」は、頑丈なつくりに加え、水や石が入りにくいようになっているのでハンティングに最適。
英国の生活スタイルに馴染んでいる靴だと思います。

その他にも、レースアップブーツの人気モデルは、多数あります。

無骨な雰囲気のブーツでも、エレガントさを兼ね備えているのが、〈エドワード グリーン〉の特徴ですね。

<エドワードグリーン>代表ヒラリー・フリーマンさん単独インタビュー2 ガルウェイ
ハンティング仕様のカントリーブーツ「ガルウェイ」。
<エドワードグリーン>代表ヒラリー・フリーマンさん単独インタビュー2 ケントメア
ストラップがついたフィールドブーツ「KENTMERE(ケントメア)」。

――顧客の年齢層などに特徴はありますか。

幅広い年齢層の方にご愛用いただいていますね。
英国靴は、品質が良く、頑丈という特徴があります。
なかでも、<エドワード グリーン>で特に大切にしているのが「コンフォタブル(快適)」であることです。
それは履き心地の良さだけではなくて、スタイルも洗練されていて、履くと気持ちが良いということも含まれていると思います。

そして、<エドワード グリーン>の靴は、長く愛用できる品質の靴なので、人によっては20年近く、1足の靴を履き続けている方も多いです。

もちろん、その間には、修理も必要だったりするので、良い修理職人とのお付き合いが大切になってくるわけですが、20年間履き慣らした靴は、ご自身の足にフィットして履き心地が良いようですね。

状態によっては、新しい靴を買った方が良いのでは、と思わないこともありませんが(笑)。

手放せなくなるほど、靴をご愛用いただき、ご自身の好みのフィッティングに育てられるというのは、嬉しいことですね。

ちなみに、先日この銀座店で、数年履きこんだ<エドワード グリーン>の靴を展示していました。

<エドワードグリーン>代表ヒラリー・フリーマンさん単独インタビュー2 経年変化展示
展示されていたショップマネージャー私物。経年変化でさらにカッコよくなっています!
<エドワードグリーン>代表ヒラリー・フリーマンさん単独インタビュー2 経年変化展示 ドーバー
3年選手のバーガンディー「ドーヴァー」。
<エドワードグリーン>代表ヒラリー・フリーマンさん単独インタビュー2 経年変化展示 チェルシー
5年間履きこんだブラックの「チェルシー」。

<エドワード グリーン>の魅力を伝えるという意味で、とても良い企画だと思います。
「何年履いたらこうなる」という具体的なイメージを持てますよね。

また、最近のモデルには、アウトソールに機能的なラバーソールを取り入れたモデルもありますので、年齢を重ねて、柔らかな履き心地の靴が履きやすくなってきたという方や、まだ革靴の履き心地に慣れない革靴初心者の方などには、おすすめです。

<エドワードグリーン>代表ヒラリー・フリーマンさん単独インタビュー2 ラバーソールの屈曲性
ラバーソールだと屈曲しやすく、水にも強いなど機能的なメリットが。
<エドワードグリーン>代表ヒラリー・フリーマンさん単独インタビュー2 ラバーソール
ラバーソールには、しっかりと「EG」ロゴ入っています!

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伝統を受け継ぎながら、発展させ、新しいものをつくりあげる

――新しいラスト「915」について聞かせてください。

ラスト915は、ラスト82と890とのエッセンスを取り入れてつくり上げました。
ラスト82のつま先を数ミリ伸ばして、890のサイドウォールが切り立ったシルエットを取り入れています。

実はラスト82は202がベースになっていて、890は888を踏襲しているラストです。

エドワード グリーン銀座店 来日受注会紹介記事見出し 主な木型の系譜

エドワード グリーン銀座店 来日受注会紹介記事イメージ10 木型の系譜イメージ

エドワード グリーン銀座店 来日受注会紹介記事イメージ11 木型の変遷 #808 #888 #890 #915
「ビスポークラスト」と呼ばれている#808から最新ラスト#915。
エドワード グリーン銀座店 来日受注会紹介記事イメージ12 木型のバリエーション #32 #82 #202
「ドーヴァー」に使われている#32に、スマートな印象の#82、<エドワード グリーン>の基本ラストと言われる#202。

→ラスト915の関連記事はこちら

このことからも、私たちが、伝統を大切にしつつ、進化をさせているということがおわかりいただけますね。

温故知新の精神で、過去から学び、それを考慮しながら発展させています。
それが、<エドワード グリーン>の原動力であり、レボリューション(革命)よりもエボリューション(進化)を目指す理由です。

そして、新しいラストをリリースすることには、時代に合わせたモデルをつくりあげるという目的があります。

<エドワードグリーン>代表ヒラリー・フリーマンさん単独インタビュー2 ラスト915コレクション
ラスト915を採用したコレクション。左から「CURZON(カーゾン)」「GROSVENOR(グロブナー)」「FITZWILLIAM(フィッツウィリアム)「AUDLEY(オードリー)」。

ラスト915は、とてもシャープで洗練された印象です。
モダンでエレガントなフォルムは「今」を感じていただけるデザインだと思います。

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<エドワード グリーン>の魅力、おわかりいただけましたでしょうか。

個人的には、鑑賞するよりも、「履くとキマる」靴だと感じています。
世の中には、まるで工芸品のような靴があり、そのクオリティゆえ、ともすると<エドワード グリーン>の靴も同じように捉えがちですが、履くと全体にマッチして、靴だけが浮くなんてことはありません。

靴だけが主張するのではなく、慎ましやかに足元をしっかりと支えてくれる。
そして、その履き心地ゆえに、気分も良くなる。
そんな靴だと思っています。

それでは、次回は最終回。
パターンオーダーのポイントについてお伝えします!

[お問い合わせ]<エドワードグリーン>銀座店
【URL】http://strasburgo.co.jp/blog/edwardgreen/

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