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「足元から豊かに暮らす」をテーマにルームシューズを提案する専門店<ハミングバード横浜>大森順子さん

足と靴の悩みから学び・深めてきた知識を元に
靴選びの方法やルームシューズの大切さを広めていきたい

今回、ご紹介させていただくのは、ドイツルームシューズ専門店<humming bird横浜>の代表・大森順子さんです。

大森さんは、事務職OLとして10年以上勤務したのちに、靴業界へと足を踏み入れた経歴の持ち主。

そのきっかけは、26cmというご自身の足のサイズから生じる悩みからだったそう。
自分の足に合う靴を探す中で、師匠と出会い、足と靴への知識を深められました。

そんな大森さんに足元を健やかに保つ秘訣などを伺ってまいりましたので、ここにレポートさせていただきます。

「自分に合う靴がない」という悩みから師匠と出会い、出張靴修理店をオープン

小さい頃から悩みだったのが、足の大きさでした。
26cmという、女子としてはかなり大きいサイズの私にとって、気に入ったデザインの靴を履けるということはほとんどなく、履ける靴を履くしかない。
海外ブランドの靴ならば大きいサイズがあるからとトライしても、外国の方の足型は幅が細めで、土踏まずが長めになっていて合わないなど、ずっと失敗を繰り返していたのですよね。
そんな中、転機になったのが、茨城県古河市で足と靴の健康相談室「シューズサロン タグチ」を営む師匠との出会いでした。

実は、私の悩みを知る友人が「素晴らしい靴店がある」と紹介してくれたのがきっかけです。
お店へ伺い、ドイツの靴文化や、歩くこと(靴)と健康、身体に及ぼす影響などを医学的観点から学んだ田口先生の足に靴を合わせる知識や技術に感動。

会社の定休日を使い、田口先生の元で修業させていただくことになりました。

<ハミングバード横浜>代表大森順子さんインタビューイメージ シューズサロンタグチ 田口先生との写真
「シューズサロンタグチ」の田口先生と。
<ハミングバード横浜>代表大森順子さんインタビューイメージ フットプリントイメージ
フットプリントによる足の計測など店舗で実務を経験。

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その後、本気で足と向き合うために、これまで勤めた会社を辞め、田口先生の元で、足や靴の基本知識、靴の合わせ方、フットプリントによる足の計測、修理、インソール、接客など、足と靴に関わる実務をお店で経験しながら学ばせていただきました。
そして、経験を重ねていく中で、靴選びの難しさの理由がわかってきたと思います。

それは、足と靴を正しくつなげるための知識です。

足は1日の中でも、むくみなどにより変化してしまいます。
だからこそ、計測した数値だけではなく、それぞれの方の特徴を見極めて判断しなければなりません。

そうした知識・技術を目の当たりにできたことが、今も財産になっています。

そして、それから実店舗を持たない出張靴修理店「美人靴 宇都宮店」を立ち上げ、独立しました。

なぜ、修理店なのかというと、田口先生のところで修業している頃から、友人や知人に「この靴直せる?」と相談を受けることが多かったから。

私の地元の栃木県宇都宮市には、リペアを受け付ける修理店はあっても、女性が足や靴の悩みを相談できるお店が少なかったのです。

そこで、私がお客様のお宅へお伺いして、修理が必要な靴をお預かりするスタイルで営業を開始しました。

美人靴  宇都宮店でお預かりした靴は、いずれも所有者の方にとって思い入れがある靴ばかりで、修理をして再び履けるようになると、喜んでいただけることが多く、やりがいがありましたね。

<ハミングバード横浜>代表大森順子さんインタビュー 靴磨きのイメージ
修理店がおすすめする「自宅でできる靴磨き」の方法をご紹介する大森さん。

 

<ハミングバード横浜>代表大森順子さんインタビュー 靴修理のイメージ
美人靴 宇都宮店では、女性の靴をメインにしつつ、さまざまな靴の修理を受け付けていたそう。

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足の健康を追求する中で、適切な靴の選び方に加え
靴を脱ぐリラックスタイムに履くルームシューズの重要性に注目

美人靴  宇都宮店は、出張靴修理をメインにしながら、ドイツのルームシューズ「HAFLINGER|ハフリンガー」の販売も手掛けていました。
ハフリンガーと出会ったのは、田口先生のお店で学ばせていただいていた時。
このルームシューズは、S・M・Lなどアバウトなサイズ展開ではなく、靴と同じように木型を使ってつくられていて、1cm単位でのサイズが用意されているので、ご自身の足のサイズにあったものをお選びいただけます。
また、人間工学に基づいたインソールで衝撃吸収に優れていること、100%天然ウール素材で冷えなど足の悩みが解消できること、丸洗いができて衛生的なことから惚れ込みました。

足と靴に悩み、学んできた私がたどり着いたのが、靴を履いていないリラックスタイムの過ごし方。
この時間の過ごし方が足の健康を左右するということに思い至りました。

長時間過ごす自宅で履くにもかかわらず、意外と重要視されてこなかったルームシューズが、冷えや足の痛みなどに対して、コンディションを整え、トラブルを解消してくれるアイテムになり得ると、考えています。

<ハミングバード横浜>代表大森順子さんインタビュー ハフリンガールームシューズイメージ
100%天然ウールでつくられたルームシューズは、軽くて暖かいだけでなく、通気性・吸水性に優れ、1年を通して快適な履き心地。
<ハミングバード横浜>代表大森順子さんインタビュー 編集部員が履かせていただいたブーツタイプのイメージ
アイレット編集部員がブーツタイプのハフリンガーを試着させていただきました。足首まで包まれていることで、暖かいのはもちろん、安心感があります。
<ハミングバード横浜>代表大森順子さんインタビュー ハフリンガーのサイズチャートイメージ
1cm刻みでサイズ展開のあるハフリンガー。オーダーの際はサイズチャートでぴったりのサイズを選ぶことができます。

2016年からは、宇都宮から横浜に転居したため、出張靴修理店・  美人靴  宇都宮店は終了し、ハフリンガー専門のネットショップ<ハミングバード横浜>として、足元から豊かに暮らすルームシューズを広めるべく、新たに活動をしています。

ぜひ、お好きな革靴を楽しみながら履くためにも、リラックスタイムに履くルームシューズに注目していただけると嬉しいですね。

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今回の大森さんのお話を聞かせていただいて、「靴を楽しむ」ためにどういったことが重要なのかを教えていただけた気がします。
靴好きにとっては、靴が重要で、その靴自体のケアに勤しむけれど、自分自身の足のコンディションを整えるという発想が欠けているのかもしれない。

ましてや、リラックスタイムにどのような履物を履くかというのは、私自身二の次にしていたので、目からウロコのお話でした。

ぜひ、自宅でのリラックスタイムに目を向けて、めいっぱい靴を楽しみたいですね!!

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今回お話を聞かせていただいた大森さんが運営する
ハミングバード横浜

1898年創業のドイツルームシューズブランド<ハフリンガー>専門ネットショップ。
21~30㎝ものサイズ展開のある定番商品「HAFLINGER6340」をはじめ、日本限定ブーツタイプの「6615」、夏用の「6180」などを取り扱っていますので、男性でも女性でもぴったりのルームシューズが見つかるはず。
ちなみに、店名には、「鳥のようにハミングしながら、明日に踏み出すための足をつくる」という想いが込められているそうです。
ぜひ、ハミングバード横浜ホームページに、アクセスしてみてください。

URL:https://humming-bird.biz/
<ハミングバード横浜>代表大森順子さんインタビュー ハミングバード横浜WEBサイトイメージ
ハミングバード横浜 WEBサイトイメージ

※「日々是好靴-nichinichikorekoukutsuにちにちこれこうくつ-」とは、当サイト・アイレットによる造語です。 靴との一瞬一瞬の積み重ねが、今までにない、素晴らしい靴となるという意味を込めています。
この特集では、靴に魅了されて、靴に携わる人々を取材し、靴のすばらしさを発信します。

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