パラブーツパターンオーダーレポート

【体験レポート】自腹でパターンオーダーしちゃいました(パラブーツ編)

人気のパラブーツ「シャンボード」をカスタマイズできるパターン―オーダーに挑戦!!

「ミカエル」「ウィリアム」「アヴィニョン」などなど、日本で改めて空も前のブームとなっているパラブーツ。

なかでも、「シャンボード」は某メンズ雑誌で紹介したファッションアイテムの中で、売上1位だとか……。とにかく大人気なんです。

その人気の理由は、パラブーツの靴たちが、ビジネスでも、カジュアルでも、どんなコーディネートにもハマる絶妙なバランスでつくられているから。着る服を選ばない普遍的なデザインが時代を超えて、愛されています。

さらに、特筆すべきは、自社製のラバーソールが高品質ということ。
しっとりとした反発力、耐久性、硬さを兼ね備え、歩いても歩いても、長時間履いていても、足の疲れを感じません。

デザインと履き心地の良さから、1足手に入れると、さらにもう1足ほしくなるのが、パラブーツなのかもしれませんね。

EYELET編集部員も、そのひとり。

取材に、お買い物にと、街を歩き回ることが多いので、パラブーツの靴は、欠かせない相棒なんです。

そろそろ、もう1足ほしいなー、と思いはじめた頃と、パターンオーダー会開催の時期が重なり、ついに世界で1足のパラブーツ「シャンボード」をつくってみようと、決心しました!!

せっかく、パターンオーダーをしてみたので、この魅力を伝えるべく、自腹体験レポートをしちゃいます!!
パラブーツのパターンオーダーに少しでもご興味のある方は必見ですよ。

パラブーツ パターンオーダー写真イメージ
  パラブーツパターンオーダーレポート オーダーの流れ1 パラブーツパターンオーダー オーダーの流れ2

プロセスについては、他ブランドのパターンオーダーとあまり変わりません。
でも、意外と細かいところまで指定ができるので、プロセスごとに解説をしていきます。

paraboot_order_report_photo_03

今回のパターンオーダー会に用意されていたモデルは、15モデル。

AVIGNON(アヴィニョン)

パラブーツのUチップ「アヴィニョン」
CHAMBORD(シャンボード)、MICHAEL(ミカエル)と並ぶ定番モデル。トゥが細く、シャンボードよりもスマートな印象です

CHAMBORD(シャンボード)

パラブーツのUチップ「シャンボード」
パラブーツを代表するモデル「CHAMBORD (シャンボード) 」。ノルヴィージャン製法で堅牢なつくりと、どんなコーディネートにもマッチするデザインが人気です

MICHAEL(ミカエル)

パラブーツのチロリアンシューズ「ミカエル」
パラブーツのチロリアンシューズ「ミカエル」。写真のようにシンプルなタイプと、エプロン部分にファーがあしらわれているタイプがあります

MORZINE(モジーン)

パラブーツのチロリアンシューズ「モジーン」。
「MICHAEL(ミカエル)」の元となったモデルがこの「MORZINE(モジーン)」。踵部分に施された3本のダブルステッチがポイントです

REIMS(ランス)

パラブーツのローファー「REIMS(ランス)」
「REIMS(ランス)」は「MICHAEL(ミカエル)」のローファーモデル。ローファーらしからぬボリューム感が可愛らしい印象です

AVORIAZ(アヴォリアーズ)

パラブーツのマウンテンシューズ「アヴォリアーズ」
本格的な登山靴「AVORIAZ(アヴォリアーズ)」。普通のブーツにはないボリューム感が魅力で、コーディネートのはずしに使う人も

このほかには、
外羽根Uチップ「ROUSSEAU(ルソー)」、ダブルモンクストラップの「VIGNY(ヴィグニー)」、ストレートチップの「MONTAIGNE(モンテーニュ)」「AZAY(アゼイ)」、プレーントゥの「SAUVIGNY(サービニー)」、ウィングチップの「RIMBAUD(ランボー)」、ブーツの「GUITRY(ギトリ)」、「BLOIS(ブロワ)」「BEAULIEU(ボーリュー)」がラインナップ。

でも、オーダーリストをよく読むと、
「*その他、ご希望のモデルがございましたら、スタッフにお尋ねくださいませ。ご案内させて頂きます」との表記があるので、このほかにもオーダーできるかもしれません。

パラブーツパターンオーダーレポート STEP2 フィッティング

オーダーするモデルが決まったら次はフィッティングです。モデルによってサイズ感が異なるので、自分のサイズはこのサイズと決めつけずに、きちんと履いてみてください。パターンオーダーの場合、交換ができないので、出来上がって、サイズが合わないなんてことになったら、大変です。
フィッティングの際に気を付けることは、足がむくんでいる時間帯にフィッティングすることや、オーダーする靴を履くときにあわせる靴下を用意して、靴を履いてみること、靴を履いたまま店内を少し歩いてみることなどなど。ここは時間をしっかりとかけて、サイズを選んでいきましょう!

パラブーツパターンオーダーレポート フィティング写真イメージ
パラブーツ パターンオーダー STEP3 アッパーの素材を選択

アッパーの素材として、用意されているのは、スムース、グレイン、ヌバック、スエードなどの数十種もの革。このプロセスが最も迷ってしまいますし、時間がかかるところですよね。
迷って決められなくなった!と言う場合には、パラブーツ独自の素材「Lisse Learther(リス・レザー)」から選択するのがおすすめです。
このリス・レザーというのは、革の油分含量が高いカーフレザーで、雨に強く、頑丈な素材。
「フランスの宝石」と呼ばれるほどで、劣化が少ないので、ぜひサンプルで確認してみてください。

ちなみに、今回のパターンオーダーでは、素材を3つまで選ぶことができました(シャンボードの場合)。
もちろん、モデルによって選べる数は違いますが、革のパーツごとに素材を選ぶことができるそうです。
※パターンオーダー時に、スタッフの方に確認してみてください。

パラブーツのパターンオーダーレポート STEP3 アッパーの素材を選ぶ 写真イメージ
パラブーツのパターンオーダーレポート STEP4 ソールなどのディテールを選択

いよいよ、最終局面となる細かい仕様の選択です。
では、どんな仕様を選択できるのか、写真で解説してみましょう。

パラブーツ パターンオーダー の細かい仕様

A.タグの有無

パラブーツ パターンオーダーレポート タグの有無

パラブーツのロゴが入っているタグの有無を選択できます。
ロゴ入りの靴は嫌だという方もいらっしゃいますから、これって、結構細かい心遣いですよね。

EYELET編集部員はというと、タグもアクセントになると考えているので、「有」を選択しちゃいました。

B.糸の色

ノルヴィージャン製法だと、かなり糸の存在感がありますよね。パターンオーダーでは、この糸の色まで選ばせていただきました。
ソールの色が暗くて、糸の色が白っぽいと「おーー!ノルヴェだぁーー!!」という主張になりますし、ソールの色に合わせた色の糸にすれば、スッキリとした印象になります。

ゆえに、カジュアル感を出したいならば、コントラストをつけ、すこしドレス寄りにしたければ、ソールの色に合わせるというのが、セオリーですね。

C.シューレース

パラブーツ パターンオーダーレポート 細かい仕様(靴ひも)

シューレース(靴ひも)も選べます。
選べるのは下記の通りです。
太ひも( 70cm):BLANC(白)/BEIGE(ベージュ)/MARRON(茶)/CAFE(こげ茶)/NOIR(黒)
細ひも( 80cm):BLANC(白)/BEIGE(ベージュ)/MARRON(茶)/CAFE(こげ茶)/NOIR(黒)
太ひも(100cm):MARRON(茶)/CAFE(こげ茶)/NOIR(黒)

D.ウェルト

パラブーツ パターンオーダーレポート ウェルト

ウェルトは、靴のまわりについているアッパーとソールを縫いついている部分です。このウェルトも選択できます。
選べるのは下記の通りです。
ストレート・ウェーブ:NOIR(黒)/NATURELLE(ベージュ)
コンビウエーブ:BICOLOR(コンビネーション)
ウェーブ:CAFE(こげ茶)/NOIR(黒)/NATURELLE(ベージュ)
ストレート:NOIR(黒)/BUEE/ACAJOU(赤茶)/BRONZE(こげ茶)/NATURELLE(ベージュ)

パラブーツ パターンオーダーレポート ストレートウェルトイメージ
ストレートウェルトだと、靴全体に一体感が生まれ、スマートな印象に
パラブーツパターンオーダーレポート ストレートウェルト ナチュラル
ナチュラルベージュのウェルトを選択すると、カジュアルな印象。写真のシャンボードのようにソールをホワイトにすると、春夏にぴったりの1足に
パラブーツ パターンオーダーレポート ウェルトイメージ
アッパーと同系色のウェルトでも、ウェーブのウェルトを選択すると、ストレートウェルトのものよりもボリューム感が増します
パラブーツパターンオーダーレポート ストレートウエーブウェルト
ウェーブ部分がラウンドではなく、ストレートになっているナチュラルベージュのウェルトを使った「モジーン」。カジュアルさが増します

E.ソール

パラブーツ パターンオーダーレポート ソール

さあ、いよいよ、パラブーツの魅力が詰まったソールの選択です。
なにしろパラブーツのソールは、天然ラテックスからなるオリジナルのラバーソール。
モデルに合わせてソールも選択できます。

ちなみに選択できるのは、
TEXソール/MARCHEⅡ/GRIFFⅡの3種で
色は、NOIR(黒)/MARRON(茶)/BLANC(白)の3色です。

パラブーツがこだわるこれらの3つのラバーソールを詳しくみていきましょう!

「TEX(テックス)」ソール パラブーツの「TEX」ソール

通常の「シャンボード」に採用されているソールが、これ。
このソールの特徴は、ソールの内側にあるフィンです。
ちょっとわかりにくいかもしれませんけれど、写真の左側がテックスソールの内側。
真ん中部分がフィン状になっています。
実は、この部分で空気を蓄える構造となっていて、強度と保温性とクッション性を実現しています。

「MARCHEⅡ(マルシェ2)」ソール paraboot_marche2

通常は、チロリアンシューズの「MICHAEL(ミカエル)」「MORZINE(モジーン)」に採用されているソールです。
ヒールと一体型になっているソールで、分厚く、内部がハニカム構造(正六角形・正六角柱を隙間なく並べた構造) になっているため衝撃吸収性が高いのが特徴です。
ソールのパターンデザインは、足で踏み込んだ際、力が外側に向かって分散されるように計算されているそう。
パラブーツの原点とも言えるラバーソールです。

「GRIFFⅡ(グリフ2)」ソール paraboot_griff2

通常は、「AVIGNON(アヴィニョン)」などドレス寄りのモデルに採用されているソールです。
このソールは、少し薄めで、パラテックスソール等に比べ、クッション性があまりないのが特徴です。
ボリューム感が抑え目となるため、ビジネスシーンでもカジュアルでも履きやすいというメリットがあります。

そして、今回のパターンオーダー会で、EYELET編集部員がオーダーした内容をまとめてみると……

パラブーツパターンオーダー EYELET編集部員オーダー内容

思い切って、鮮やかな暖色系の色味の素材を3種使ってみました。
EYELET編集部員のノウハウを結集して、完成予想イメージをつくりました。

じゃじゃーーん!!こんな感じです。

パラブーツパターンオーダー EYELET編集部員オリジナルシャンボード

かなり、完成形に近いのでは、と靴業界の方からお墨付きをいただきました。

完成は、5月の上旬の予定。
いまから、履くのを楽しみに、ワクワクしています!

ライン

2015年6月8日追記
ついに、完成しました!マイ「シャンボード」。
完成編も記事にしてありますので、よろしければお読みくださいね!

自腹体験レポートパラブーツ完成編【体験レポート】完成!<パラブーツ>シャンボードEYELETモデル!? ライン